大抵の人は、自分が映っている動画を、じっくりと観たことは無いと思う。
もちろん、イベントやパーティの様子を撮影したビデオなどは
あるかもしれないが。
私も例に漏れず、自分が映っているビデオを
しっかりと観たことは無かった。
そもそもビデオに撮られるのが苦手だったし
自分の動きや喋りを見るのはもっと苦手だった。
しかしハイヒールのコンサルティングを受けて以来
必要に迫られて(?)自分を撮影してチェックする機会が増えた。
初めて見た時は、あまりのひどさと気恥ずかしさに
胸を掻き毟って叫びたくなる衝動に駆られたほどだ。
人は、物事を見たいように見る。
鏡の前でどんなに練習をしても、幾分かの贔屓目が入っているが
動画はそうはいかない。
ありのままを映してしまうので
当然、見たくないものが山ほど映し出されてしまう。
意識して撮ったものはまだしも、日常の意識していない動きを
撮影したものは、まさに阿鼻叫喚の世界なのだ。
私は普段、こんなひどい姿を人前に晒しているのか。と。
己の姿を見た後は、腑抜けてしまいそうなショックを受けるが
何事もマイナスがあるからプラスがある。
出来ていないからこそ、修正点が分かる。
あとはひとつひとつ、コツコツと修正していくこと。
意識して修正し続けること。
見たくないものの中にこそ、自分を高めるお宝が眠っている。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
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