美しくありたい。
そう願っていても、どこから手を付けて良いか分からない貴女へ。
貴女が今、年齢が何歳で、どこに住んでいても、どんな状況でも、
既に貴女は、美しさへの1歩を踏み出しています。
何故なら、美しさが人生において、どれほど大切か分からない人は、
美しくありたいとすら思わないからです。
美しくありたい。
そう願う貴女の中には、既に美しさの種が眠っています。
その種を、眠らせたままにしてはなりません。
美しくありたいなら、まずは、美しくあることへの覚悟を決めてください。
私は美しいのだ。
断固として、美しくあるのだ。
そう自分に誓いを立ててください。
そして自分の生活において、美を基準として生きてください。
「美しい私ならどうするか。」を基準にするのです。
身の回りの品、立ち居振る舞い、身なり。
値段ではなく、利便性だけでもなく、それが自分にとって美しいかどうか。
美しい私に相応しいかどうか。
丁寧に吟味して、小さなところから初めてみてください。
そして、なるべく美しいもの、機会があるなら本物に触れて、
五感を磨いてください。
心と身体の感覚が鈍感では、美を感じることは出来ないのです。
そうは言っても、今の私は全然美しくないし、
自分の状況や環境も、美しさとはほど遠く、
経済状況だって楽ではないのに、そんな事で美しくなれるのか。
そんな頭のお喋りが、雪崩のように押し寄せてくるかもしれません。
だからこそ一番最初に、美しくあることへの覚悟を決めるのです。
覚悟はお菓子の型と同じ。
型が決まらなければ、中身に何を入れても、
グズグズに崩れた、訳の分からないものが出来上がるでしょう。
巷に溢れる情報に片っ端から飛びついて、美しくなろうとするのは、
型無くして中身だけ詰め込もうとするようなものです。
美しさへの覚悟を決める。
自分にとっての美しさとは何かを探る。
自分にとっての美を基準に、物事を取捨選択する。
五感を磨く。
これこそが、確固たる芯のある、貴女だけの美しさを齎してくれるのです。
今、美しくありたいのに立ちすくんでいる貴女。
貴女は数ヶ月前の私です。
美しくありたいと強烈に願っていても、
どこか、自分には無理なのではないかと思っていた私。
けれど、諦め切れなかった私。
私は、ハイヒールの哲学の世界に飛び込んだことで、
美しくある覚悟を決めました。
ハイヒールはあまり履いたことが無かったけれど、
私に美を齎すツールだと思ったから選んだのです。
そこから、私の人生は大きく変わりつつあります。
これからも、どんどん変わってゆくでしょう。
変化を恐れたりはしません。
何故なら私は、美しく生きると決めたから。
貴女も、まずは一歩を踏み出してください。
既に貴女の中にある美しさを、遠慮なく花開かせると覚悟を決めてください。
それは他ならぬ、貴女自身への愛なのですから。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
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