久しぶりにマニキュアを塗ってみた。
若い頃から、マニキュアがあまり好きではない。
以前 洋裁をしていた時、爪の上に何か塗られていると
指先の感覚が捕らえにくい気がして、嫌だったからだ。
雑誌などでネイル特集があると
素敵だなとは思うが 自分には違和感があり
ネイルサロンに行く気にはなれなかった。
マニキュアだけでなく、手に余分なものが着いているのが
あまり好きではないので、指輪にも興味が無い。
なので 私の手はいつも何の装飾も無く
素っ気無い手であった。
それが、久しぶりにマニキュアを塗ってみようかと思ったのは
女性性のストレッチの練習がきっかけだった。
女性性を開花させるストレッチでは、指先の動きにも
繊細さ、美しさの意識が必要となる。
しかし何度やっても、自分の指先が美しいとは思えなかった。
私の手は関節が太く、筋や血管がくっきりしている。
指も短く、どちらかと言えば男性的な手だと思う。
その上、子供の頃から爪を噛んでしまう癖があり、
爪を長く伸ばすと爪噛みが再発しそうで、
いつも短く切りそろえたいた。
あまりに女性らしさが感じられない指先は
私のコンプレックスで、
出来ることなら、人様に指先を晒したくないと思っていた。
だが、女性性のストレッチをしているうちに
脚のコンプレックスが消えつつある今
今度は指先のコンプレックスを解消する番ではないかと気が付いた。
まずは短い爪を伸ばすため、マニキュアを塗ることにして
ドラッグストアでマニキュアを購入してきた。
色は肌になじむベージュ。
肌になじむ色のほうが、指が長く見える気がして
ベージュを選らんでみた。
数年ぶりにマニキュアを塗ってみて
「悪くない」と思った。
その指で女性性のストレッチを行うと
何となく今までより、女性らしい動きになってきたように思う。
これからは、手や指先をもっと大切にして
指先にも意識を向けよう。
美は細部に宿る。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
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