マレーシアは今、ローカルの果物の季節だ。
とりわけ今年は、ドリアンが豊作で
路肩のあちこちで、ドリアンを食べさせる屋台や
ドリアンを売る人がずらりと並んでいる。
「果物の王様」と呼ばれるドリアンは
はっきり言って、とても「臭い」果物だ。
ずいぶん臭い王様もいたものだ。
どんな匂いかと聞かれて
こう、とはっきり言えないのだが、とにかく臭い。
ブルーチーズを強烈にしたような、と言う人もいれば
生ゴミの匂いという人もいる。
日本人の常識外の匂いなので、説明するのに適当が言葉が出てこず
毎回 ドリアンの説明には苦労する。
私はドリアンを食べないのだが
夫と娘がドリアン好きであり
家に昨日買ったドリアンが放置されている。
ドリアンは、イガイガと尖っている外見も
かなりユニークだが、
殻を割ると、中に芋虫のような果肉が入っている。
この果肉がまた、「果物?」と疑いたくなるような代物なのだ。
食感は、ねっとりとしており、クリームのようだ。
甘いと言えば甘いのだが、日本人が想像する
果物的な甘さとは違うと思う。
どちらかというと、食感としては、甘くねっとりしたかぼちゃを
もっとクリーミーにした感じだ。
そして味。
濃厚で臭いクリームを食べているような感覚になる。
これも、日本人の常識外の味覚なので、
こんな味、と言いきれる言葉が出てこず、悔しいのであるが。
ドリアンは熱性の食べ物であり
食べ過ぎると、頭痛、眠気、吹き出物
などの症状が出る場合もある。
ひどい時は熱が出る。
食べ合わせというかより熱性になる
食べものを食べ過ぎるな、と言われている。
今年は豊作過ぎて、値崩れ気味であり
1キロあたり5-6リンギットで売られているところもあった。
ドリアンを食べてみたいと思う方。
今年は安く食べられるチャンスである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
長男がもらってきたDorian & Chenpedak
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