先週、久しぶりにフラットシューズで歩く機会があった。
仕事でハイヒール禁止の場所に行かねばならず
車を運転する時に履いているフラットシューズで出かけた。
(ヒールに負担が掛かるのが嫌なので、車の運転は
フラットシューズで行い、車から降りるときに
ハイヒールに履き替えている)
フラットシューズで歩いていたのは3時間ほどだろうか。
歩き始めて30分ほどで、腰に違和感を感じ
案の定、事務所に戻ってきた時には
かなりの腰の痛みとなっていた。
歩幅に気をつけ、背中が反らないようにしていたのに
やはり腰に負担がかかっていたようだ。
コンサルティングの講習を受けていたとき
ハイヒールでは大丈夫なのに、フラットシューズで
腰痛が出ることがある、と聞き
まさかそんな事が、と思ったものだが
身を持って実証することになってしまった。
ちなみに最近では、身体の軸を使って歩いている限り
ハイヒールで腰が痛くなることは無い。
フラットシューズを全く履かないという選択もあるのだろうが
私は仕事や子供の行事関係で
どうしてもスニーカーやフラットシューズを履くこともある。
その度に腰痛になっては困るので、自分なりに検証してみた。
私は素足で立った時、やや前傾で立つ癖がある。
前傾で立つと腰が痛くなりやすく、前腿が張りやすくなる。
素足で立った状態で、どこに重心を置けば
前傾にならないかを丁寧に探し
フラットシューズの時は、その重心からずれないように立つ。
歩く時は歩幅と背中の反りに気をつける。
試みにこの状態で、フラットシューズで歩いてみたら
あまり腰に違和感を感じずに済んだ。
腰痛は無いに越したことは無いが
身体のポジションがずれていると教えてくれる
大切な身体のシグナルである。
慎重に原因を探ったおかげで
身体の負担を減らすことが出来たが
以前はこのようなことを考えることすらなく
全く無意識で歩いていた。
無意識のうちに身体に負担をかけ
身体の歪みを生み出していたのだから
全く恐ろしい。
世の女性はもっと自分の歩き方を意識したほうが良い
心からそう思った。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
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