昨日は何故か、師匠が「Nanaさん、今日はどうしたんですか。」と言うほど
腹筋が落ち、上半身と骨盤が左に回り、修正したかと思うと
今度は背中が反る、という具合にボロボロであった。
あまりに修正点が多すぎて、ハイヒールレッスンにも関わらず、
ハイヒールを履いたのは、最後の数分という体たらく。
さすがの師匠も、レッスンの最後に、「今日は大手術でしたね。」と言っていたが、
手術というよりも、ポンコツ車のあちこちを締め直し、叩き直して、
やっと走れるようにした。と言うほうが正しい。
だが、そのおかげで、今日は昨日と全く違い、
最初から頭の安定感が違うのを感じていた。
昨日はいくら腹筋を上げようと意識しても、他の部分に気を取られて
あっという間に腹筋が落ちていたのだが、
今日は軸が通った感覚があった。
この感覚をしっかりと覚えておくことが大事なのだ。
おかげで、今日は少し段階が進み、難しいにも関わらず、むしろ体は楽だった。
人間の体というのは、本当に面白い。
昨日わずか1時間、集中して叩きなおしてもらっただけで、
こんなに変るのか、と思った。
それと同時に、修正すべき点をすばやく的確に見つけて、
すぐにメスを入れる師匠の目の確かさに、やはり凄いと思った。
それも直接見るのではなく、スカイプの画面越しに行うのだから、
冗談でなく、いったいどうして分かるのだろうと思う。
昨日もうひとつ修正した点は、フラミンゴから前足を作るところ。
太腿と胴体が90度になるまで脚を上げ、その後ゆっくりと脚を下ろしてゆくのだが、
今までの私の脚の下ろし方は完全に間違っていた。
「Nanaさんの脚の下ろし方はこうなっています。」
と、師匠が私の脚の下ろし方を真似て見せた瞬間、
Σ( ̄□ ̄;)!!
という顔文字が頭の中をよぎった。
私はこのBlogでは、顔文字は使わないことにしているのだが、
あの瞬間の衝撃を一言で表せるのは、この顔文字以外には無いので、
今日だけはお許しいただきたい。
今日だけはお許しいただきたい。
脚を下ろす時、膝下が無意識にピョコンと前に出てしまう。
美しい師匠がやっても、無造作に見えてしまうのだから、
美しい師匠がやっても、無造作に見えてしまうのだから、
私があの動きをしたら、どんなに酷く見えているかと思うと、
レッスンで流すのとは違う汗が、タラリと流れたのだった。
そこから数分間、脚の下ろし方だけに集中レクチャーを受けた。
確かに、正しいやり方で下ろすと、前足を作った時の
腹筋の入り具合、腿の伸び具合が違う。
相当ショックなものを見てしまったが、今指摘が入って良かったと思う。
2日連続の怒涛のハイヒールレッスンのおかげで、
今、私の腹筋は筋肉痛である。
笑いすぎてお腹が痛くなった時のような軽い痛みが
お腹にある。
歩いているだけで筋肉痛になるほど、腹筋を使うウオーキングレッスンなど
聞いたことがないが、
このまま行くと、私の腹筋は更に割れるに違いない。(笑)
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
0 件のコメント:
コメントを投稿