2018年5月7日月曜日

美しくありたいと願っている貴女への手紙

美しくありたい。
そう願っていても、どこから手を付けて良いか分からない貴女へ。



貴女が今、年齢が何歳で、どこに住んでいても、どんな状況でも、
既に貴女は、美しさへの1歩を踏み出しています。

何故なら、美しさが人生において、どれほど大切か分からない人は、
美しくありたいとすら思わないからです。
美しくありたい。
そう願う貴女の中には、既に美しさの種が眠っています。


その種を、眠らせたままにしてはなりません。
美しくありたいなら、まずは、美しくあることへの覚悟を決めてください。


私は美しいのだ。
断固として、美しくあるのだ。


そう自分に誓いを立ててください。
そして自分の生活において、美を基準として生きてください。


「美しい私ならどうするか。」を基準にするのです。
身の回りの品、立ち居振る舞い、身なり。
値段ではなく、利便性だけでもなく、それが自分にとって美しいかどうか。
美しい私に相応しいかどうか。
丁寧に吟味して、小さなところから初めてみてください。

そして、なるべく美しいもの、機会があるなら本物に触れて、
五感を磨いてください。
心と身体の感覚が鈍感では、美を感じることは出来ないのです。



そうは言っても、今の私は全然美しくないし、
自分の状況や環境も、美しさとはほど遠く、
経済状況だって楽ではないのに、そんな事で美しくなれるのか。
そんな頭のお喋りが、雪崩のように押し寄せてくるかもしれません。


だからこそ一番最初に、美しくあることへの覚悟を決めるのです。
覚悟はお菓子の型と同じ。
型が決まらなければ、中身に何を入れても、
グズグズに崩れた、訳の分からないものが出来上がるでしょう。

巷に溢れる情報に片っ端から飛びついて、美しくなろうとするのは、
型無くして中身だけ詰め込もうとするようなものです。


美しさへの覚悟を決める。
自分にとっての美しさとは何かを探る。
自分にとっての美を基準に、物事を取捨選択する。
五感を磨く。

これこそが、確固たる芯のある、貴女だけの美しさを齎してくれるのです。



今、美しくありたいのに立ちすくんでいる貴女。
貴女は数ヶ月前の私です。

美しくありたいと強烈に願っていても、
どこか、自分には無理なのではないかと思っていた私。
けれど、諦め切れなかった私。


私は、ハイヒールの哲学の世界に飛び込んだことで、
美しくある覚悟を決めました。
ハイヒールはあまり履いたことが無かったけれど、
私に美を齎すツールだと思ったから選んだのです。

そこから、私の人生は大きく変わりつつあります。


これからも、どんどん変わってゆくでしょう。
変化を恐れたりはしません。
何故なら私は、美しく生きると決めたから。


貴女も、まずは一歩を踏み出してください。
既に貴女の中にある美しさを、遠慮なく花開かせると覚悟を決めてください。
それは他ならぬ、貴女自身への愛なのですから。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana





















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