2018年10月6日土曜日

OTAKUの力

昨夜は帰宅してから、夕食もそこそこに次男と娘と一緒にIKEAへ。
次男が自室用に本棚を買いたいと言うので
以前からIKEAに行く約束をしていたから。

IKEAの入っているショッピングモールは、いつも大混雑で
駐車場を探すのに苦労するのだが
昨夜はラッキーなことに、IKEAの出口のすぐ前に
駐車スペースが見つかり、すんなり買い物に行くことが出来た。

次男もお目当ての本棚が見つかり、意気揚々とお買い上げをして
帰宅後に組み立てを手伝ったところで、エネルギーが切れた。
Blogを書く余力も無くベッドに倒れこんで
そのまま眠ってしまった。



そもそも、次男が本棚を欲しがった訳は
コレクションしているMarvelコミックスやフィギュアを
きれいに収納するためだった。

いつの頃からか、フィギュアやコミックス、アートブックの
コレクションが趣味になっていたようで
「いつの間にこんなに沢山!?」と思うほどの量があった。

そう、彼は自他ともに認める「OTAKU」であった。

(ちなみに「OTAKU」は、マレーシアでもそのままの単語が通じるほど
ポピュラーな日本語である。)



半ば呆れながらも、青春時代(笑)実家の押入れに溢れるほどの
ロック雑誌をコレクションしていた私が
次男のOTAKUぶりを叱ることなど、出来るはずがない(笑)
ただ、血は争えないなと妙なところで感心するのみだ。

昨夜は本棚の完成を見ずに、疲れ切って眠ってしまったが
今朝、次男の部屋を覗いてみると
大切なコレクションが、見た目にも美しく収納、ディスプレイされていた。


それを見ながら、好きなものの力は凄いものだと思った。
私が、どんなに口を酸っぱくして、部屋を片付けなさいと言ったところで
言うことを聞きはしないが
自分の好きなコレクションを、美しく見せるため
その一心で、工夫をするものなのだ。


はっきり言って、彼の収納&ディスプレイのセンスは
私より遥かに上であった。

「素敵にディスプレイしたね。」と言うと
次男はニヤリと笑って、「これからもっと増えるよ。」と言った。


私は、何となく回りに流されたり
人に合わせて生きるよりは、OTAKUな生き方のほうがずっと好きだ。
そこには、妥協せず自分の好きなものに
真っ直ぐのめり込むエネルギーがある。

だから、度が過ぎない限り、私は子供たちが好きなものに口出しはしないし
むしろOTAKUな個性を見せてくれる彼らを、頼もしく感じる。



まだまだ全然満足していない自分の部屋を眺めながら
私も彼らに負けられない。と苦笑した土曜の午後だった。



好きなものに妥協無くエネルギーを注ぐ。
日々の生活に、好きなもののエネルギーを取り入れる。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana



美しきOTAKU魂 
   ヘアメイクアップアーティスト 原田 忠による
マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の世界
   












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