2018年11月25日日曜日

変態靴を迎えた日

今日のBlogは、クリスチャン・ルブタンの靴を愛する方々から
お叱りを受けそうな単語が登場する。
だがそれは決して悪意からではなく
私の愛と敬意を込めての表現であることを
予めお断りしておく。


最近 友人と私の間でブームになっている単語がある。
その単語とは、「変態」。
この単語がブームになったきっかけは
クリスチャン・ルブタンのブティックを訪れたこと。


マレーシアにはルブタンのブティックが無いため
一時帰国の際に、ルブタンのブティックに行くと決めていた。
購入するかどうかはともかく
足を入れるだけでもやってみようと思ったのだ。
しかし一人でルブタンの路面店を訪れるのは
さすがの私も腰が引けてしまい(笑)
友人にお願いして、一緒に来てもらった。


かくして、友人二人と私は恐る恐る
銀座にあるルブタンのブティックに足を踏み入れたのだが。

そこには、めくるめく世界が待っていた。



どんな世界だったかは改めて綴るが
結果から言うと、足を入れるだけでも…のはずが
気が付いたらファーストルブタンを迎えていた。

靴1足に10万円近く支払うなど
今までの私からしたら気違い沙汰で
清水の舞台かエッフェル塔から
ルブタンの靴を抱えて飛び降りたような気分だった。

そんな私に、友人がこう言った。
「変態靴、買っちゃったね。」


全くその通りで
ルブタンの靴には、変態的なエネルギーがあると思った。
一度味わったらもう元には戻れない。
ようこそ変態ワールドへ。
そんなエネルギーの靴なのだ。

変態ではあまりにも響きが宜しくないなら
偏愛、とでも言い換えようか。
靴と美に対する絶対的な偏愛。
フェティッシュな愛があるからこそ
ルブタンの靴はひときわ際立って美しく
他のブランドとは違う世界に君臨しているのだ。


私は、変態的であるとか偏愛は
アーティストには欠かせないものだと思っている。
だから、美しいものに限ってだが
変態という単語は、私にとっては賛辞なのである。


愛する変態靴。ファーストルブタン。


次回は、この靴を購入した顛末を綴ってみようと思う。


マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana























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