2018年12月30日日曜日

ハイヒールは優れたドクターである

金曜日は健康診断だった。

結果は問題無しで
お医者様も「非常に優秀です。」と太鼓判を押してくださった。

人間ドックとは異なり、簡単な健康診断なので
きっちり調べれば、何かしら引っかかるとは思うが
とにかく大きな病気の兆候がなかったのはありがたい。




検診結果の説明後 お医者様に
「とても引き締まって健康的ですが、ジムに通っていますか?」
と聞かれた。
「いいえ。ジムには行っていませんし、特別なことはしていません。
ダンスを少しと、ハイヒールで歩いているだけです。」

私の答えにお医者様は驚いたようだった。
「ハイヒール」というのが想定外だったらしい。(笑)
「体幹を使って歩くので、全身運動なのです。」
そう付け加えると、なるほど、と納得された。

私のクライアントも、毎月行っている体組成チェックで
筋肉量が急に上がって、クリニックの方に驚かれたそうだが
私自身も全く同じ事を体感している。



特別な事はしていない、とは言え
ストレッチと素足のエクササイズは毎日行っている。
これは特別な事ではなく、既に日常に組み込まれている。
人間なので、寝坊したり寝落ちして出来ないことはあるが
とにかく続けている。

断言するが、全く何もせず惰性で生きていては
美しさも健康も手にいれられる訳が無い。
まして年齢を重ねるほど
悲しいことに劣化の速度は加速していくのだから。

一番良いのは、日常生活の中に
身体とマインドを鍛える術を組み込んでしまう事。
ハイヒールはその点、身体もマインドも鍛えられる優れものなのだ。




ハイヒールを履いてみると分かるが
身体の癖や弱いところが見事に炙り出される。
まるで優秀なドクターのように。
ただしハイヒールを正しく履くと、だが。

金曜の夜、本当に久しぶりに師匠のハイヒールレッスンを受け
12センチのクラシックタイプのルブタンで挑戦したのだが
上半身が左に回る癖が顕著に現れていた。


この頃、左の大転子(腿の付け根の一番出っ張っているところ)の辺りに
鈍い痛みを感じることがあり、原因を探っていた。

実は私の脚は左がほんの僅か長く、左の骨盤が後ろに引かれがちだ。
骨盤につられて、上半身も左に回りやすい。
それが左の股関節と大転子周辺に影響をしていた。


レッスンで左に回る癖を指摘され
12センチのルブタンで骨盤と上半身を真っ直ぐにしようとすると
とんでもなくきつくて、全身汗だくになるほどだ。
だがレッスンが終わってみると、とてもすっきりして
左大転子の痛みがほぼ、無くなっていたのである。
これは決して、誇張ではない。

昨日はExchangeがあり、そこでも左半身と骨盤を意識して
12センチでレッスンしたところ
今日は痛みが出なかった。



ハイヒールの哲学では
身体はひとつのユニットである、と説いている。
ほんの僅かな癖の修正をすることで、身体のパーツが
あるべき箇所に嵌ると、本当に瞬時に痛みや違和感が無くなるのである。

ハイヒール信者の戯言だと思われても構わないが
「そんなの信じられない。この人ハイヒールコーチだから
いい事しか言わないんでしょ。」
と取り合わないのか。
「本当にそうなの?じゃあ、試してみようかな。」
と思ってハイヒールの門を叩いてみるのか。

美と健康の両方を手に入れられるのはどちらだろうか?




門は叩いた者にしか開かれない。
2019年を、美と健康の年にしたいと思われている方は
今がチャンスである。
新しい年を、ハイヒールと共に歩み始め
てはいかがだろうか。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana





















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