2018年3月4日日曜日

一足早いバースデーケーキ

気がつけば2月が終わり、あっという間に3月になっていた。
2月は入院したこともあり、本当に一瞬で過ぎ去った気がする。

あの時、徹底的に体の中を空っぽにして、ようやく抜けたかと思った矢先。
金曜日の夜に再び、激しい腹痛と共にお腹の中を空にすることになった。
今回は入院したわけではないが、
本当に今年は、自分の体がどうなってしまったのかと思う。
いくら今年は胃腸がテーマの年とはいえ、
一体どこまで、体の中を空にする必要があるのだろうか。
長引くと体力が落ち、筋肉も落ちてしまうので、
なるべく早く、体調を立て直さなければと思う。


幸い今日はお腹の調子は大丈夫だったので、ヘアカットに出かけた。
考えてみると髪を切るのは実に5ヶ月ぶり(!)である。
10センチ以上カットして軽くしてもらい、
ハイライトを入れた。

髪を切るのは好きだ。
若い頃は短い髪が好きで、3週間に一度はカットに出かけ、
しょっちゅう違う髪型にしていたし、猿のように短かったこともある。
今はさすがに、猿のようなベリーショートにすることはなく、
ダンスのためにある程度の長さはキープしている。

髪を切ると頭と気分が軽くなる。
最近、何となくどんよりとした気分が続いていたので、
いい気分転換になった。
ついでに、何か足を引っ張るようなエネルギーも落ちていることを願う。


帰宅すると、家族がケーキを用意してくれていた。
一足早いバースデーケーキ。
私の誕生日は来週なのだが、大学に行っている長男が週末だけ帰省するため、
今日ケーキを用意してくれたらしい。

50歳のバースデーケーキ。
ろうそくは1本

ケーキを食べながら3人の子供たちを見ていて、
ここに、私が生きてきた証があると感じた。
今まで、大きな障害もなくここまで育ってくれたこと。
私が無事にこの国で生き延びてきたこと。
色々なことを思い出し、
心から有難く、幸せだと感じた瞬間であった。


スーツケース一つでマレーシアに来た時、私には何も無かった。
言葉もろくに話せなかったのに、よく移住したなと
我ながらその無鉄砲さに苦笑いしてしまう。

それから、3人の子に恵まれて、20年間無我夢中で生きてきた。
あまりに必死すぎて、子育て中の記憶が切れ切れに飛んでいるほどだ。

今、長男は20歳になり、あと2年で就職して、本格的に家を出る。
次男は高校の最終学年。大学に進めば、来年には家を出るだろう。
娘は来年中学生。いつの間にか背の高さがほぼ同じになり、
靴のサイズに至っては、もう私より大きい。


私がこの世に送り出した3人は、これからそれぞれの人生を歩んでゆく。
彼らが選ぶだろう職業は何でもいい。世界のどこに住んでもいい。
子供たちが自分の人生に情熱と誇り、愛と感謝を持って生きていくこと。
それだけが私の望みだ。

べったりと一緒にいるだけが愛情ではない。
しかるべき時が来たら背中を押し、彼らを信頼して見守ること。
帰ってきた時には、笑顔で迎えること。
それがこの先の私の役割なのだ。


守り、育ててきた彼らが、一人ずつ巣立ちを迎えるこれからの数年間。
私は私で、これからの自分の人生を構築してゆく。
子供たちとはまた別の、私が生きてきた証。
死ぬまでに、「私はこれをやり遂げた」と言えるもの。


人生は長いようで短い。
大切なのは、いかに「込めて」生きるか。
人生に「何を込めるか」なのである。


マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana





























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