2018年12月31日月曜日

2018年「歩」そして2019年へ

日本はちょうど年越しの瞬間。
マレーシアはあと1時間で年が変わる。

私は毎年、年末に翌年の漢字を決めているが
昨年末に決めた、2018年の漢字は「歩」だった。

その字のとおり、今年ほど歩いて、歩いて、歩いた年は無かった。



振り返れば、何と怒涛の1年だったことか。
昨年11月に、師匠の「人生に革命を起しましょう。」という
お言葉と共にスタートしたコンサルティング。

ただ歩くだけではなく、一歩一歩に意識を向け
心を込めることを叩き込んでいただいた。
歩くとは、わずか数秒の動作の繰り返し。
その数秒に、どれだけの美意識を込めて、丁寧に美しく足を運ぶか。
それがどれだけぶれない確たる軸と
圧倒的なオーラとエレガンスを放つのか。

歩くことの概念が、根底から覆され
気が付けば私の人生も、大きく変わっていた。

まさに「歩」が人生に革命を齎した年であった。


そのように「歩」がテーマだった2018年の最終レッスンが
コンサルティングの同期、AMELKISのMakiさんとの
Exchangeレッスンだったのは
今年の締めくくりに相応しいギフトであった。



Makiさんとのレッスンについては、改めて綴りたいと思うが
こちらのエクササイズは
ハイヒールで歩くために必要な
あらゆる筋肉を鍛えることが可能である。

脚力で身体を引き上げようとしても
決して上手くいかず、腹筋と全身のバランスが必要となる。
また、上半身を揺らさないための繊細なコントロール力も養われる。

Makiさんのまったくブレのない、美しくなめらかな
身体の引き上げ方にぜひご注目いただきたい。






Makiさんとのレッスンを通じて、2019年の新たな目標も見つかった。

まずはその1歩として
明日、1月1日からBlogをBloggerからWordpressへ移行します。
新BlogのURLは、明日こちらのBlogger Blogにて発表いたします。


本年はsub RosaのBlogへお越しいただき
本当にありがとうございました。

来年も皆様にとりまして、良いお年になりますように。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana








マレーシアの師走

昨日は家族総出で、大掃除を敢行した。

マレーシアでは、年末年始は12月31日まで仕事。
新年は1月1日のみが祝日で
仕事や学校も1月2日から始まる。

年越しのカウントダウンの花火はあるが
あとはいたって普通の日なのである。
日本のお正月の、あのキーンと冷えて厳粛な雰囲気が懐かしい。


それでも、日本人の私としては
ささやかでもお正月の雰囲気を味わいたい。
毎年私一人で奮闘していたので
今年は家族を駆り立てて大掃除をした。

それにしても、家族5人総出で掃除をしたというのに
なぜやってもやっても、終りが見えないのか(笑)
いかに普段、手を抜いているかが
きっぱりと証明されてしまったのだが。

家族にしてみれば、なぜこの時期に大掃除なのか
ピンと来ないらしい。
「お正月が来るから大掃除!」
という意識が無いので、どうもいまひとつテキパキと進まない(笑)
なので、私自身は掃除の実務よりも
家族に発破をかける役割になっていた。



結局、予定の半分ほどしか終わらなかったのだが
それでも家の気が明らかに変わり、清清しくなった。
日系スーパーで購入した鏡餅を備え
玄関にも小さなお飾りを飾って
ささやかなお正月の雰囲気になった我が家。
うんうん、とひとり満足している私である。
残りはまた、家族を駆り立てて、追々片付けることにしよう。


大晦日である今日は、中学校に進む娘のオリエンテーションがある。
一緒に中学校に行き、夕方から外出し
帰宅後は年越し蕎麦を食べる予定だ。



マレーシアの師走
つつながく終わりつつあることに感謝。


マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana










2018年12月30日日曜日

ハイヒールは優れたドクターである

金曜日は健康診断だった。

結果は問題無しで
お医者様も「非常に優秀です。」と太鼓判を押してくださった。

人間ドックとは異なり、簡単な健康診断なので
きっちり調べれば、何かしら引っかかるとは思うが
とにかく大きな病気の兆候がなかったのはありがたい。




検診結果の説明後 お医者様に
「とても引き締まって健康的ですが、ジムに通っていますか?」
と聞かれた。
「いいえ。ジムには行っていませんし、特別なことはしていません。
ダンスを少しと、ハイヒールで歩いているだけです。」

私の答えにお医者様は驚いたようだった。
「ハイヒール」というのが想定外だったらしい。(笑)
「体幹を使って歩くので、全身運動なのです。」
そう付け加えると、なるほど、と納得された。

私のクライアントも、毎月行っている体組成チェックで
筋肉量が急に上がって、クリニックの方に驚かれたそうだが
私自身も全く同じ事を体感している。



特別な事はしていない、とは言え
ストレッチと素足のエクササイズは毎日行っている。
これは特別な事ではなく、既に日常に組み込まれている。
人間なので、寝坊したり寝落ちして出来ないことはあるが
とにかく続けている。

断言するが、全く何もせず惰性で生きていては
美しさも健康も手にいれられる訳が無い。
まして年齢を重ねるほど
悲しいことに劣化の速度は加速していくのだから。

一番良いのは、日常生活の中に
身体とマインドを鍛える術を組み込んでしまう事。
ハイヒールはその点、身体もマインドも鍛えられる優れものなのだ。




ハイヒールを履いてみると分かるが
身体の癖や弱いところが見事に炙り出される。
まるで優秀なドクターのように。
ただしハイヒールを正しく履くと、だが。

金曜の夜、本当に久しぶりに師匠のハイヒールレッスンを受け
12センチのクラシックタイプのルブタンで挑戦したのだが
上半身が左に回る癖が顕著に現れていた。


この頃、左の大転子(腿の付け根の一番出っ張っているところ)の辺りに
鈍い痛みを感じることがあり、原因を探っていた。

実は私の脚は左がほんの僅か長く、左の骨盤が後ろに引かれがちだ。
骨盤につられて、上半身も左に回りやすい。
それが左の股関節と大転子周辺に影響をしていた。


レッスンで左に回る癖を指摘され
12センチのルブタンで骨盤と上半身を真っ直ぐにしようとすると
とんでもなくきつくて、全身汗だくになるほどだ。
だがレッスンが終わってみると、とてもすっきりして
左大転子の痛みがほぼ、無くなっていたのである。
これは決して、誇張ではない。

昨日はExchangeがあり、そこでも左半身と骨盤を意識して
12センチでレッスンしたところ
今日は痛みが出なかった。



ハイヒールの哲学では
身体はひとつのユニットである、と説いている。
ほんの僅かな癖の修正をすることで、身体のパーツが
あるべき箇所に嵌ると、本当に瞬時に痛みや違和感が無くなるのである。

ハイヒール信者の戯言だと思われても構わないが
「そんなの信じられない。この人ハイヒールコーチだから
いい事しか言わないんでしょ。」
と取り合わないのか。
「本当にそうなの?じゃあ、試してみようかな。」
と思ってハイヒールの門を叩いてみるのか。

美と健康の両方を手に入れられるのはどちらだろうか?




門は叩いた者にしか開かれない。
2019年を、美と健康の年にしたいと思われている方は
今がチャンスである。
新しい年を、ハイヒールと共に歩み始め
てはいかがだろうか。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana





















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