日曜日はTeam-Asamiのメンバーの方との
初めてのExchangeであった。
今回のパートナーは、La Tour des Esprits neneさん。
画面越しとはいえ、Teamの方とお会いするのは初めてである。
緊張しながら画面を開くと
そこには涼やかで穏やかな雰囲気の、美しい女性がいらした。
今回はコーチ役、クライアント役を入れ替えて
45分ずつ続けて行うことにしていた。
私は初めてであるので、厚かましくもお願いをして
neneさんが先にコーチ役を行ってくださった。
neneさんは知的な印象の方で、涼やかであると同時に
温かく穏やかな雰囲気も纏われている女性である。
「では、始めましょう。」
と仰った瞬間に、キリッと凜としたオーラを纏われて
コーチの顔になられた。
的確に私の癖を見抜き、修正をかけ
修正する前には、分かりやすく説明してくださった。
そして、素晴らしいと感服したのが、レッスンの構成だった。
師匠からのneneさんへの指令が
「厳しくお願いします。」
だったので、どんなに厳しいのだろうと
正直、ドキドキしていたのだが。
期待通りに(笑)レッスン中盤で、
『これが噂の、neneさんのハードなレッスン…!』
と身体でフルに実感する箇所があった。
冗談ではなく、一瞬ヒップがちぎれるかと思ったが(笑)
そのおかげで、コンサルティング卒業以来
怠け気味だった身体に、しっかりと渇が入ったのは間違いない。
しかも、neneさんご自身も
ハードなプログラムをこなしながら、声も出し
指示を飛ばしているのだから。凄いとしか言いようがない。
実は終わった後、床に崩れ落ちるかと思ったのだが(笑)
それほど、neneさんの声にリードされて
全身の筋肉を使ったのだ。
続けて、私がコーチ役になったが、はっきり言って
「無我夢中」の一言に尽きる。
反省点、改善点が満載だが
これはもう、練習して慣れるしかない。
neneさんとのExchangeは、大変学びの多い充実した
楽しいひと時であった。
リアルでお会いする事は難しくても
お互いに切磋琢磨する機会があるのは素晴らしい。
また、お会いしたくなる素敵な方であった。
neneさん、素晴らしいお時間をありがとうございました。
マレーシア クアラルンプールより愛と感謝を込めて
Nana
2018年7月31日火曜日
2018年7月29日日曜日
ファーストレッスン
土曜日は私の初めてのクライアントとの
記念すべきファーストレッスンだった。
こちらの方は30代の方で
今まで高さが有る靴は、ウエッジソールタイプを履かれており
パンプスタイプは5センチ程度で、それも滅多に履かれなかったそうだ。
これまで、美しくあることに対し、どこか
「自分は違う。自分はそこまでのレベルじゃない。」と思われていた。
ところが、ご自分の現在位置を認識した瞬間に
「美しくなりたい。」との思いが強烈に湧き上がり
ならばハイヒール。と直感的に感じられたとのこと。
その想いの強さは、ハイヒールの選び方をお伝えした翌日に
即、7.5センチのパンプスを購入された事からも伝わってきた。
しかも初回プラス6回の、最大コースをお申し込みされた。
「まさか私が、ハイヒールと呼ばれる物を
購入する日が来ようとは。
今まで挑戦しようとも思わなかったけど、
ハイヒールって気分が上がりますね。」
笑いながらそう仰っていらしたが、
美しくなりたいという純粋な想い。
美しさのために挑戦しようという行動力。
PCの画面から伝わってくる、真っ直ぐなエネルギーが
本当に美しくて
この方はきっと、ご自分が予想される以上に
どんどん変わっていかれるに違いないと確信した。
土曜日は初回レッスンであったので
ストレッチとエクササイズの伝授を行った。
初めて「母趾球」という言葉を聞き
色々な意識があることを一気にお伝えしたので
大変だったと思う。
最後に、購入された新しいパンプスを履いて
立ってみていただいた。
まだ歩くのは無理だが、立ってみて
「腹筋が無いのを感じます。
でもさっきNanaさんが母趾球と仰ったので、母趾球と
腹筋を意識したら、安定感が違うような気がしますね。」
と仰られた。
初日でこの意識が分かるのは素晴らしく
大変頭の良い女性だと感じた。
恐らく、理論を理解されるのも早いと想像されるので
身体への意識がどんどん入ってゆくだろうと予感している。
初めてのクライアントが、このように素晴らしい意識の女性であり
コーチをさせていただくことを、心から光栄に感じる。
この方の美への挑戦を、精一杯お手伝いさせていただこうと
気持ちを引き締めたレッスンだった。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
記念すべきファーストレッスンだった。
こちらの方は30代の方で
今まで高さが有る靴は、ウエッジソールタイプを履かれており
パンプスタイプは5センチ程度で、それも滅多に履かれなかったそうだ。
これまで、美しくあることに対し、どこか
「自分は違う。自分はそこまでのレベルじゃない。」と思われていた。
ところが、ご自分の現在位置を認識した瞬間に
「美しくなりたい。」との思いが強烈に湧き上がり
ならばハイヒール。と直感的に感じられたとのこと。
その想いの強さは、ハイヒールの選び方をお伝えした翌日に
即、7.5センチのパンプスを購入された事からも伝わってきた。
しかも初回プラス6回の、最大コースをお申し込みされた。
「まさか私が、ハイヒールと呼ばれる物を
購入する日が来ようとは。
今まで挑戦しようとも思わなかったけど、
ハイヒールって気分が上がりますね。」
笑いながらそう仰っていらしたが、
美しくなりたいという純粋な想い。
美しさのために挑戦しようという行動力。
PCの画面から伝わってくる、真っ直ぐなエネルギーが
本当に美しくて
この方はきっと、ご自分が予想される以上に
どんどん変わっていかれるに違いないと確信した。
土曜日は初回レッスンであったので
ストレッチとエクササイズの伝授を行った。
初めて「母趾球」という言葉を聞き
色々な意識があることを一気にお伝えしたので
大変だったと思う。
最後に、購入された新しいパンプスを履いて
立ってみていただいた。
まだ歩くのは無理だが、立ってみて
「腹筋が無いのを感じます。
でもさっきNanaさんが母趾球と仰ったので、母趾球と
腹筋を意識したら、安定感が違うような気がしますね。」
と仰られた。
初日でこの意識が分かるのは素晴らしく
大変頭の良い女性だと感じた。
恐らく、理論を理解されるのも早いと想像されるので
身体への意識がどんどん入ってゆくだろうと予感している。
初めてのクライアントが、このように素晴らしい意識の女性であり
コーチをさせていただくことを、心から光栄に感じる。
この方の美への挑戦を、精一杯お手伝いさせていただこうと
気持ちを引き締めたレッスンだった。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月28日土曜日
反逆の美学
権威やら常識やら法律を持ち出して
圧力をかけてくる人が苦手だ。
苦手というか、はっきり言えば嫌いだ。
最近は私もだいぶ大人になり
そういう方に遭遇したら、黙ってそっと離れるか
すぐに離れるのが難しい場合は
この人は違う星の住民なのだ、ならば言葉が通じないのも
仕方がないと思うことにしている。
だが、若い頃はもっとあからさまに反抗していた。
勉強は嫌いではなかったが
大学に進んで欲しいという両親の願いには
大学という権威を借りれば、人生安泰だと思っているような
そんな価値観を押し付けられているような気がして
あっさりとその願いを蹴った。
今思えば、勉強は嫌いではなかったのだし
興味がある分野も無くはなかったので
大学に行っても良かったかなと思っているが。
どうもその辺りから
自らWild sideへ突き進んでしまう生き方が始まったらしい。
私は、クラシック音楽は美しく崇高で
純粋に魂が洗われるような気がして、大好きだが
それと同じくらい、ロックやパンクミュージックが大好きなのだ。
過去に数回綴ったが、特に80年代の英国ロック&パンクが大好きで
これを語り始めたら、一晩語り続けられる自信がある。
思えば、ロックもパンクも、既存の社会や権力に反抗する音楽。
アメリカンロックではなく、ブリティッシュロックが好きなのも
英国のロックが、旧態依然とした階級社会への反抗から
生まれたものだから。
取り澄ました価値観
階級という見えない壁
そういったものに対して、有り余るエネルギーと
眉を顰められるような、過激で奇抜なファッションで反抗した音楽。
既存のものにNoを言い、壁をぶち壊す。
そのエネルギーが、たまらなく好きだった。
そのせいか、私が心惹かれる人は皆、どこかに反骨精神がある人だ。
際立つ個性と美学を打ち立てたデヴィッド・ボウイ。
ナチスに敢然と反抗したマレーネ・ディートリッヒ。
軍刀を突きつけられても、決してモンペを履かなかった淡屋のり子。
あらゆる制限に収まらず、なおかつ美の大切さを説く美輪明宏。
彼らに共通するのは、反逆の美学とも言える反骨精神だ。
彼らが見せてくれた反逆の美学は間違いなく
私の大きな柱となって 今の私を支えている。
ハイヒールコーチになり
反逆の美学は、ますます太く 私の核をなしてゆくだろう。
ハイヒールは特別な人のもの?
ハイヒールを履くと、身体を痛める?
母親になったら、ハイヒールを履いてはいけない?
年を取ったら、危ないからハイヒールは履くな?
私の答えは「No」だ。
そんな事、一体誰が決めたのか。
自分の身体、自分の脚、自分の人生ではないか。
自ら 自分を囲い込む壁を作って
一生その中で生きてゆくのか。
美しくなりたい
美しくありたいと思うなら
ハイヒールに心惹かれるなら
自分の中の思い込みや、私には無理という壁を壊して
どうぞ飛び込んでいただきたいと思う。
私は、勇気を持って飛び込んでこられた方を
心から応援させていただく。
今日のBlogはテーマが反逆の美学だけに、やや吠えているが
決してパンクファッションでレッスンを行ったり
レッスン中に吠えたりはしないので
その辺はどうぞご安心いただきたい。(笑)
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
圧力をかけてくる人が苦手だ。
苦手というか、はっきり言えば嫌いだ。
最近は私もだいぶ大人になり
そういう方に遭遇したら、黙ってそっと離れるか
すぐに離れるのが難しい場合は
この人は違う星の住民なのだ、ならば言葉が通じないのも
仕方がないと思うことにしている。
だが、若い頃はもっとあからさまに反抗していた。
勉強は嫌いではなかったが
大学に進んで欲しいという両親の願いには
大学という権威を借りれば、人生安泰だと思っているような
そんな価値観を押し付けられているような気がして
あっさりとその願いを蹴った。
今思えば、勉強は嫌いではなかったのだし
興味がある分野も無くはなかったので
大学に行っても良かったかなと思っているが。
どうもその辺りから
自らWild sideへ突き進んでしまう生き方が始まったらしい。
私は、クラシック音楽は美しく崇高で
純粋に魂が洗われるような気がして、大好きだが
それと同じくらい、ロックやパンクミュージックが大好きなのだ。
過去に数回綴ったが、特に80年代の英国ロック&パンクが大好きで
これを語り始めたら、一晩語り続けられる自信がある。
思えば、ロックもパンクも、既存の社会や権力に反抗する音楽。
アメリカンロックではなく、ブリティッシュロックが好きなのも
英国のロックが、旧態依然とした階級社会への反抗から
生まれたものだから。
取り澄ました価値観
階級という見えない壁
そういったものに対して、有り余るエネルギーと
眉を顰められるような、過激で奇抜なファッションで反抗した音楽。
既存のものにNoを言い、壁をぶち壊す。
そのエネルギーが、たまらなく好きだった。
そのせいか、私が心惹かれる人は皆、どこかに反骨精神がある人だ。
際立つ個性と美学を打ち立てたデヴィッド・ボウイ。
ナチスに敢然と反抗したマレーネ・ディートリッヒ。
軍刀を突きつけられても、決してモンペを履かなかった淡屋のり子。
あらゆる制限に収まらず、なおかつ美の大切さを説く美輪明宏。
彼らに共通するのは、反逆の美学とも言える反骨精神だ。
彼らが見せてくれた反逆の美学は間違いなく
私の大きな柱となって 今の私を支えている。
ハイヒールコーチになり
反逆の美学は、ますます太く 私の核をなしてゆくだろう。
ハイヒールは特別な人のもの?
ハイヒールを履くと、身体を痛める?
母親になったら、ハイヒールを履いてはいけない?
年を取ったら、危ないからハイヒールは履くな?
私の答えは「No」だ。
そんな事、一体誰が決めたのか。
自分の身体、自分の脚、自分の人生ではないか。
自ら 自分を囲い込む壁を作って
一生その中で生きてゆくのか。
美しくなりたい
美しくありたいと思うなら
ハイヒールに心惹かれるなら
自分の中の思い込みや、私には無理という壁を壊して
どうぞ飛び込んでいただきたいと思う。
私は、勇気を持って飛び込んでこられた方を
心から応援させていただく。
今日のBlogはテーマが反逆の美学だけに、やや吠えているが
決してパンクファッションでレッスンを行ったり
レッスン中に吠えたりはしないので
その辺はどうぞご安心いただきたい。(笑)
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月27日金曜日
身体の軸を通す
久しぶりの腰痛に懲りて、朝いつもより早めに起床し
ストレッチとエクササイズを念入りに行った。
ハイヒールのためのストレッチとエクササイズは
全部やるとそれなりに時間がかかる。
時間が無い場合は、やむを得ずいくつかピックアップして行うが
可能であればもちろん、全部行ったほうが良い。
朝は子供を駅まで送っていったり
自分の支度をしたり
色々な事を時間差で行わなければならない。
どこのご家庭でも、朝は時間との勝負である。
しかし、ストレッチとエクササイズを行うのは
朝が良いか夜が良いかと聞かれたら
断然朝をお勧めする。
理由は、眠りから覚めた時は誰でも身体が固まっていること。
それをストレッチでほぐし、エクササイズで
正しいポジションと意識を入れることで
身体と心、両方の軸が通り
一日のパフォーマンスが全く違ってくるからだ。
冗談ではなく、立っている時の安定感が違うし
脚を運ぶ時も脚の動かしやすさが断然良くなっている。
どうしても出来ない場合は、夜 家族が寝てから行うこともある。
ストレッチは身体がほぐれるので、夜も効果があると感じるが
エクササイズは、1日の疲れが溜まっている身体では
軸が取りにくいことがある。
最初は早起きが大変かもしれないが
効果を考えると、やはり朝、ストレッチとエクササイズを行うのが
お勧めである。
ちなみに私の軽い腰痛は、朝のストレッチ&エクササイズ
そして職場で10センチのハイヒールを履いているうちに治った。
ハイヒールでは、意識して歩く速度と歩幅に注意し
体重が外に流れないよう、背中が反らないよう
気をつけたことは言うまでもない。
明日は午前中から、私の初めてのクライアントとの
プレタポルテレッスンがある。
気持ちを引き締めて、全力で当たりたいと思う。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
ストレッチとエクササイズを念入りに行った。
ハイヒールのためのストレッチとエクササイズは
全部やるとそれなりに時間がかかる。
時間が無い場合は、やむを得ずいくつかピックアップして行うが
可能であればもちろん、全部行ったほうが良い。
朝は子供を駅まで送っていったり
自分の支度をしたり
色々な事を時間差で行わなければならない。
どこのご家庭でも、朝は時間との勝負である。
しかし、ストレッチとエクササイズを行うのは
朝が良いか夜が良いかと聞かれたら
断然朝をお勧めする。
理由は、眠りから覚めた時は誰でも身体が固まっていること。
それをストレッチでほぐし、エクササイズで
正しいポジションと意識を入れることで
身体と心、両方の軸が通り
一日のパフォーマンスが全く違ってくるからだ。
冗談ではなく、立っている時の安定感が違うし
脚を運ぶ時も脚の動かしやすさが断然良くなっている。
どうしても出来ない場合は、夜 家族が寝てから行うこともある。
ストレッチは身体がほぐれるので、夜も効果があると感じるが
エクササイズは、1日の疲れが溜まっている身体では
軸が取りにくいことがある。
最初は早起きが大変かもしれないが
効果を考えると、やはり朝、ストレッチとエクササイズを行うのが
お勧めである。
ちなみに私の軽い腰痛は、朝のストレッチ&エクササイズ
そして職場で10センチのハイヒールを履いているうちに治った。
ハイヒールでは、意識して歩く速度と歩幅に注意し
体重が外に流れないよう、背中が反らないよう
気をつけたことは言うまでもない。
明日は午前中から、私の初めてのクライアントとの
プレタポルテレッスンがある。
気持ちを引き締めて、全力で当たりたいと思う。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月26日木曜日
果物の王様
マレーシアは今、ローカルの果物の季節だ。
とりわけ今年は、ドリアンが豊作で
路肩のあちこちで、ドリアンを食べさせる屋台や
ドリアンを売る人がずらりと並んでいる。
「果物の王様」と呼ばれるドリアンは
はっきり言って、とても「臭い」果物だ。
ずいぶん臭い王様もいたものだ。
どんな匂いかと聞かれて
こう、とはっきり言えないのだが、とにかく臭い。
ブルーチーズを強烈にしたような、と言う人もいれば
生ゴミの匂いという人もいる。
日本人の常識外の匂いなので、説明するのに適当が言葉が出てこず
毎回 ドリアンの説明には苦労する。
私はドリアンを食べないのだが
夫と娘がドリアン好きであり
家に昨日買ったドリアンが放置されている。
ドリアンは、イガイガと尖っている外見も
かなりユニークだが、
殻を割ると、中に芋虫のような果肉が入っている。
この果肉がまた、「果物?」と疑いたくなるような代物なのだ。
食感は、ねっとりとしており、クリームのようだ。
甘いと言えば甘いのだが、日本人が想像する
果物的な甘さとは違うと思う。
どちらかというと、食感としては、甘くねっとりしたかぼちゃを
もっとクリーミーにした感じだ。
そして味。
濃厚で臭いクリームを食べているような感覚になる。
これも、日本人の常識外の味覚なので、
こんな味、と言いきれる言葉が出てこず、悔しいのであるが。
ドリアンは熱性の食べ物であり
食べ過ぎると、頭痛、眠気、吹き出物
などの症状が出る場合もある。
ひどい時は熱が出る。
食べ合わせというかより熱性になる
食べものを食べ過ぎるな、と言われている。
今年は豊作過ぎて、値崩れ気味であり
1キロあたり5-6リンギットで売られているところもあった。
ドリアンを食べてみたいと思う方。
今年は安く食べられるチャンスである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
長男がもらってきたDorian & Chenpedak
とりわけ今年は、ドリアンが豊作で
路肩のあちこちで、ドリアンを食べさせる屋台や
ドリアンを売る人がずらりと並んでいる。
「果物の王様」と呼ばれるドリアンは
はっきり言って、とても「臭い」果物だ。
ずいぶん臭い王様もいたものだ。
どんな匂いかと聞かれて
こう、とはっきり言えないのだが、とにかく臭い。
ブルーチーズを強烈にしたような、と言う人もいれば
生ゴミの匂いという人もいる。
日本人の常識外の匂いなので、説明するのに適当が言葉が出てこず
毎回 ドリアンの説明には苦労する。
私はドリアンを食べないのだが
夫と娘がドリアン好きであり
家に昨日買ったドリアンが放置されている。
ドリアンは、イガイガと尖っている外見も
かなりユニークだが、
殻を割ると、中に芋虫のような果肉が入っている。
この果肉がまた、「果物?」と疑いたくなるような代物なのだ。
食感は、ねっとりとしており、クリームのようだ。
甘いと言えば甘いのだが、日本人が想像する
果物的な甘さとは違うと思う。
どちらかというと、食感としては、甘くねっとりしたかぼちゃを
もっとクリーミーにした感じだ。
そして味。
濃厚で臭いクリームを食べているような感覚になる。
これも、日本人の常識外の味覚なので、
こんな味、と言いきれる言葉が出てこず、悔しいのであるが。
ドリアンは熱性の食べ物であり
食べ過ぎると、頭痛、眠気、吹き出物
などの症状が出る場合もある。
ひどい時は熱が出る。
食べ合わせというかより熱性になる
食べものを食べ過ぎるな、と言われている。
今年は豊作過ぎて、値崩れ気味であり
1キロあたり5-6リンギットで売られているところもあった。
ドリアンを食べてみたいと思う方。
今年は安く食べられるチャンスである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
長男がもらってきたDorian & Chenpedak
日常に潜むトラップ 2
昨日、ショッピングモールの「動く坂道」から
華麗に降り立ったつもりだが
華麗さが足りなかったのだろうか。
今朝、左ふくらはぎの外側に軽い痛みと
軽い腰痛を感じた。
20代、30代の頃は結構腰の痛みに悩まされ
整体やマッサージに通ったこともあった。
しかし、最近は何年も、たまにしか腰痛を感じたことは無く
ハイヒールレッスンを始めてからは
腰痛とはご無沙汰であった。
ふくらはぎの外側が痛くなるのは
明らかに母指球に体重が乗っていない証拠なので
腰痛もそのせいだろうと思っていた。
ところが先ほど、今朝出来なかったハイヒールのエクササイズをして
あまりのバランスの取れなさに驚いた。
ハイヒールを履いて、片脚を90度までゆっくり上げていく
「フラミンゴのエクササイズ ハイヒールバージョン」が
全く軸が取れずに、グラついてしまった。
思った以上に、膝が抜けていた。
こんなに膝が抜けては、バランスがとれないはずだ。
身体の軸が取れないと、てきめんに腰が反ったり、体重が外に流れ
身体に痛みが発生する。
振り返れば、最近は、早朝に素足のエクササイズは行っているが
ハイヒールのエクササイズは、時間切れとなってしまい
なかなかきちんと出来ていなかった。
毎日ハイヒールを履いてはいるが
それだけでは足りなかったようだ。
日常に潜むトラップ
出来ている「つもり」になって
実は勢いで歩いていること。
気をつけていても意識は抜けやすく
長年の習慣で、つい勢いよく歩いてしまう。
そうすると、てきめんに身体を痛めますよという
ハイヒールからの警告が無かったら
どうなっていたか。
明日からは、ハイヒールのエクササイズも
朝行うことにする。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
華麗に降り立ったつもりだが
華麗さが足りなかったのだろうか。
今朝、左ふくらはぎの外側に軽い痛みと
軽い腰痛を感じた。
20代、30代の頃は結構腰の痛みに悩まされ
整体やマッサージに通ったこともあった。
しかし、最近は何年も、たまにしか腰痛を感じたことは無く
ハイヒールレッスンを始めてからは
腰痛とはご無沙汰であった。
ふくらはぎの外側が痛くなるのは
明らかに母指球に体重が乗っていない証拠なので
腰痛もそのせいだろうと思っていた。
ところが先ほど、今朝出来なかったハイヒールのエクササイズをして
あまりのバランスの取れなさに驚いた。
ハイヒールを履いて、片脚を90度までゆっくり上げていく
「フラミンゴのエクササイズ ハイヒールバージョン」が
全く軸が取れずに、グラついてしまった。
思った以上に、膝が抜けていた。
こんなに膝が抜けては、バランスがとれないはずだ。
身体の軸が取れないと、てきめんに腰が反ったり、体重が外に流れ
身体に痛みが発生する。
振り返れば、最近は、早朝に素足のエクササイズは行っているが
ハイヒールのエクササイズは、時間切れとなってしまい
なかなかきちんと出来ていなかった。
毎日ハイヒールを履いてはいるが
それだけでは足りなかったようだ。
日常に潜むトラップ
出来ている「つもり」になって
実は勢いで歩いていること。
気をつけていても意識は抜けやすく
長年の習慣で、つい勢いよく歩いてしまう。
そうすると、てきめんに身体を痛めますよという
ハイヒールからの警告が無かったら
どうなっていたか。
明日からは、ハイヒールのエクササイズも
朝行うことにする。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月24日火曜日
日常に潜むトラップ
今日は仕事の帰りに、職場近くのスーパーマーケットに立ち寄った。
スーパーマーケットは、ショッピングコンプレックスの中にあるのだが
スーパーに着く前に、ちょっとしたトラップがある。
それは、「動く歩道」の傾斜版。
動く坂道とでも言えばいいのか。
エスカレーターならば、立っていればいいのだが
傾斜が着いているところにハイヒールで立つのは
上りも下りも、中々しんどいものがある。
意地でもしんどい顔を見せたくないので
涼しい顔をしているが、
実際は、これでもか!というほど腹筋を引き上げて
動く坂道に立っている。
特に注意を要するのは、降りる時。
降りるために片脚を着地させても
後ろ足はまだ、動く坂道に乗っているため
どうしても前のめりがちになる。
そうすると、バランスを崩して
躓いたような状態になるため、非常に危険なのである。
下手をすると、ヒールにものすごい衝撃が加わるのでは、と
それだけは避けたいところでもある。
降りる前から着陸態勢を整え(笑)
タイミングを見計らって、拇指球一点立ちのように
グッと降り立った瞬間に後脚をサッと前脚にして
素早く通常の歩きに戻さなければならない。
降りる瞬間の、わずか数秒。
だが、物凄く集中力を要する数秒なのである。
今日は、降りるタイミングもばっちり決まり
華麗に(?)動く歩道から降り立って、スーパーに到着し
会計をしようとして、第2のトラップに気が付いた。
込み合うキャッシャーを避けるために
比較的空いているエコバック持参者用レーンに
並んでいたのだが、
いざ自分の番になって、エコバッグを忘れたことに気が付いた。
今更、長蛇の列に並びなおす気にならず
何とか、持っていたバッグに買ったものを詰め込んだが
お醤油のボトルだけは、どうやっても無理であった。
やむを得ず、お醤油のボトルは片手で抱いて帰ることにした。
そんな状況でも、気持ちだけは崩してはならぬ。
背筋を伸ばして、デコルテを張り
いつものように、母指球を意識して歩く。
胸には、今買ったばかりのキッコーマンのお醤油を
薔薇の花束のように抱えて。
足元はハイヒールで、お醤油のボトルを抱えて
済ました顔で歩く自分が可笑しくて
思わずニヤニヤしてしまったが。(笑)
今度から買い物に行く時は
必ずエコバッグを忘れぬよう。
それから、重い物を買う時は
息子をポーターとして駆り出そうと思った。
そんな日常のひとこま。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
スーパーマーケットは、ショッピングコンプレックスの中にあるのだが
スーパーに着く前に、ちょっとしたトラップがある。
それは、「動く歩道」の傾斜版。
動く坂道とでも言えばいいのか。
エスカレーターならば、立っていればいいのだが
傾斜が着いているところにハイヒールで立つのは
上りも下りも、中々しんどいものがある。
意地でもしんどい顔を見せたくないので
涼しい顔をしているが、
実際は、これでもか!というほど腹筋を引き上げて
動く坂道に立っている。
特に注意を要するのは、降りる時。
降りるために片脚を着地させても
後ろ足はまだ、動く坂道に乗っているため
どうしても前のめりがちになる。
そうすると、バランスを崩して
躓いたような状態になるため、非常に危険なのである。
下手をすると、ヒールにものすごい衝撃が加わるのでは、と
それだけは避けたいところでもある。
降りる前から着陸態勢を整え(笑)
タイミングを見計らって、拇指球一点立ちのように
グッと降り立った瞬間に後脚をサッと前脚にして
素早く通常の歩きに戻さなければならない。
降りる瞬間の、わずか数秒。
だが、物凄く集中力を要する数秒なのである。
今日は、降りるタイミングもばっちり決まり
華麗に(?)動く歩道から降り立って、スーパーに到着し
会計をしようとして、第2のトラップに気が付いた。
込み合うキャッシャーを避けるために
比較的空いているエコバック持参者用レーンに
並んでいたのだが、
いざ自分の番になって、エコバッグを忘れたことに気が付いた。
今更、長蛇の列に並びなおす気にならず
何とか、持っていたバッグに買ったものを詰め込んだが
お醤油のボトルだけは、どうやっても無理であった。
やむを得ず、お醤油のボトルは片手で抱いて帰ることにした。
そんな状況でも、気持ちだけは崩してはならぬ。
背筋を伸ばして、デコルテを張り
いつものように、母指球を意識して歩く。
胸には、今買ったばかりのキッコーマンのお醤油を
薔薇の花束のように抱えて。
足元はハイヒールで、お醤油のボトルを抱えて
済ました顔で歩く自分が可笑しくて
思わずニヤニヤしてしまったが。(笑)
今度から買い物に行く時は
必ずエコバッグを忘れぬよう。
それから、重い物を買う時は
息子をポーターとして駆り出そうと思った。
そんな日常のひとこま。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
ハイヒールの女性
数日前会社で、他部署の女性に
「私、ハイヒール買ったんだけど、サイズが合わなかったの。
もしサイズが合えば、どう?買わない?」
と、声をかけられた。
自分の部署の女性に声をかけてみたが
「普段ハイヒール履かないので。」と断られ
私がいつもハイヒールを履いているのを思い出して
声をかけてきたらしい。
どうやら、私は社内で「ハイヒールの女性」として
認識されつつあるらしい。
以前、5センチのヒールを仕事用にしていた時には
そんな事は言われたことは無かった。
どうやら10センチのヒールを日常履きにしてから
nanaさん=ハイヒール
というイメージが出来上がったようだ。
やはり10センチ以上のヒールは
それだけで存在感があり、目立つのだと思う。
足元は意外と、人に見られている。
どんなに服をおしゃれにしても
靴がボロボロでは本末転倒なのである。
逆に、シンプルな服装であっても
足元が美しく、質の良い靴を履いていれば
それだけで全体の雰囲気が、ぐっと格上げされるのだ。
改めて、足元が人目を惹くことを実感した出来事。
私も、更に足元にしっかりと意識を入れてゆこうと思った。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
「私、ハイヒール買ったんだけど、サイズが合わなかったの。
もしサイズが合えば、どう?買わない?」
と、声をかけられた。
自分の部署の女性に声をかけてみたが
「普段ハイヒール履かないので。」と断られ
私がいつもハイヒールを履いているのを思い出して
声をかけてきたらしい。
どうやら、私は社内で「ハイヒールの女性」として
認識されつつあるらしい。
以前、5センチのヒールを仕事用にしていた時には
そんな事は言われたことは無かった。
どうやら10センチのヒールを日常履きにしてから
nanaさん=ハイヒール
というイメージが出来上がったようだ。
やはり10センチ以上のヒールは
それだけで存在感があり、目立つのだと思う。
足元は意外と、人に見られている。
どんなに服をおしゃれにしても
靴がボロボロでは本末転倒なのである。
逆に、シンプルな服装であっても
足元が美しく、質の良い靴を履いていれば
それだけで全体の雰囲気が、ぐっと格上げされるのだ。
改めて、足元が人目を惹くことを実感した出来事。
私も、更に足元にしっかりと意識を入れてゆこうと思った。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月22日日曜日
ハイヒールの哲学という生き様 - コンサルティング卒業
「人生に革命を起こしましょう。」
昨年の12月7日
師匠とのコンサルティング開始の、ゴングが鳴った瞬間だった。
7月17日 7ヶ月に渡ったコンサルティングを卒業した。
初日に、これからどうなるのだろう。
本当に私に出来るのだろうか。
自分で受講を決めたとは言え、自信の無さと不安で一杯だった私に
師匠が仰ったお言葉。
人生に革命を起こす。
その言葉につられるように立てた目標の
あまりの高さに怖気づきそうになる私に
師匠は美しく微笑んで
「あとは登るだけです。」
と 不敵に言い放った。
それからの7ヶ月は、文字通り怒涛の日々で
無我夢中で師匠についてゆき、気が付いたら卒業の日を迎えていた。
人生の中で、これほど濃く
自分と向き合い、試行錯誤をしながら
何かに向かって突き進んだ日々は無かった。
あまりの濃密さに、始めてから3ヶ月くらいしか経っていないような感覚である。
事前に、コンサルティングを受けている方のBlogを読み
皆様一様に、その濃厚な時間と、それぞれの苦闘を綴っていらっしゃったが
私も例に漏れず、その洗礼を受けた。
あまりにも「苦闘」だの「洗礼」だの綴ると
コンサルティングとは、それほど厳しいのかと
これから受講してみようかと思っていらっしゃる方を
怖がらせてしまってはいけないので
一言、お断りさせていただくが
PCの画面の向こうで 師匠が竹刀を手に仁王立ちで
ビシビシと指導される訳ではないので
その点はご安心いただきたい。
師匠は如何なる時でも美しく、エレガントで
少しでも良い点はきちんと目を留め
至らない点は 的確に指摘してくださる。
ただし、求めるレベルに達していない時は
決して次に進ませてはくれない。
それはある意味、竹刀を手に怒鳴られるよりも、もっと恐ろしい。
こちら師匠の教えを落とし込めていないことが
如実に表れてしまうからだ。
コンサルティングを受け始めてすぐに気が付いた。
このコンサルティングは、ただのハイヒールコーチ養成コースではない。
もっと深く、ひとりの女性が生きてきた道
人生の哲学が込められているのだということ。
このコースに纏められるまで、一体どれほどの試行錯誤を重ね、
努力を重ねてこられたか。
彼女は元モデルだから、歩く技術があって当たり前。
もとが綺麗なのだし、自分を美しく見せる方法だって知っている。
教えるのなんて簡単でしょう。
そう思う方がいらっしゃったら、それはとんでもない間違いだと
声を大にして言いたい。
優れたプレイヤーが、必ずしも優れたコーチにはならないように
人に教えると言うのは、生半可なことではない。
まして、相手は何の素地もない ずぶの素人である。
何よりも自分がしてきたことを客観視し、分析し、
人に分かるように教える。
これは並大抵のことではない。
指導力、忍耐力が必要とされるし
膨大な時間とエネルギーも使うことになる。
そうまでして、他者に伝えたいものは何か。
人が 人に惚れる時
それは、その人の生き様に触れた時。
その生き様に惚れ込み、心から敬意を抱くのだ。
私は、師匠の生き様そのものである
ハイヒールの哲学を受け継いだ。
そして私のLesson Conceptにこう綴った。
「私は、2018年7月現在
東南アジアで唯一 Asami-Parisメソッドを継承したハイヒールコーチです。」
決して、自分を大きく見せようとするためではない。
私が心から敬意を抱く、師匠の生き様
彼女の哲学そのものである
ハイヒールの哲学を受け継いだという表明。
継承したからには、たとえ今が未熟であっても
その名を汚すような事は決してせず
誇りを持って、世の女性にお伝えさせていただきます。
そんな誓いを込めてこの文字を綴ったのだ。
どんなにAIが優れた発達をしようとも
決してAIが人に代わってできない事
それは、人の生き様である。
どんなに技術が進歩しても
最後に残るもの
それは泥臭い、人と人との関わりであり、生き様であり
そこに織り成す、魂の喜びと美しさだと思う。
歩くという、人生の中で何万、何億と繰り返される動作。
そこに、人生を美しく表現すること。
それは、誰にでも可能であると伝えられること。
コンサルティングで得られたことは
何物にも換えがたい 私の宝物である。
とりとめも無く長い、師匠へのラブレターのような今日のBlogだが
最後に、ガサツでやんちゃっ気が抜けない私を
愛を持って根気強く指導してくださった、愛する私の師匠
Asami先生へ
本当は百万本の真紅の薔薇をお贈りしたいところだが
残念ながら、それは物理的に無理なので(笑)
精一杯の言葉をここに綴らせていただく。
貴女から受け継いだ美しき哲学を
必要とされる方に、必ずお伝えいたします。
その美しき哲学は、必ずその方々の内なる灯火となり
その方々の美しき人生を花開かせるでしょう。
世界に、そんな花を咲かせる女性が増えれば
この世界は必ず もっと美しくなります。
ここから、新たな旅路が始まります。
貴女と共に立てた目標には、まだまだ遠い私ですが
迷わず、進んで参ります。
ありがとうございました。
マレーシア クアラルンプールより
心からの愛と敬意を込めて
Nana
2018年7月21日土曜日
美しさを磨き出す
7月17日から3日間、レッスンについてのご案内をさせていただきました。
レッスンは7月25日(水)以降の日程でお受けいたします。
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから ⇒ nana.subrosa@gmail.com
レッスンについては、大変有り難い事にブログの告知前から
既にお問い合わせを数件いただいていた。
その中のお一人と、メッセージのやり取りをさせていただく中で
その方の熱意がひしひしと感じられて
美しくなりたいというのは、女性にとって
とても大きなエネルギーになるのだと思った。
誰もが美しさを秘めている。
けれど、その美しさを磨き出すには
必ず努力が必要だ。
何も努力をせず、ただ、美しくなりたいと念じていても
念力だけで美しくなれる筈がない。
憧れの美しい人を、指を銜えて眺めている暇があるのなら
ひとつでも、ふたつでも、自分のために行動するほうが良い。
私は、美しくなりたいと願う 全ての女性のお手伝いがしたい。
その為に、ハイヒールというツールを選んだ。
貴女の中にある、貴女だけの美しさを目覚めさせたい方は
ぜひ、この美しきツールに挑戦していただきたいと思う。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
レッスンは7月25日(水)以降の日程でお受けいたします。
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから ⇒ nana.subrosa@gmail.com
レッスンについては、大変有り難い事にブログの告知前から
既にお問い合わせを数件いただいていた。
その中のお一人と、メッセージのやり取りをさせていただく中で
その方の熱意がひしひしと感じられて
美しくなりたいというのは、女性にとって
とても大きなエネルギーになるのだと思った。
誰もが美しさを秘めている。
けれど、その美しさを磨き出すには
必ず努力が必要だ。
何も努力をせず、ただ、美しくなりたいと念じていても
念力だけで美しくなれる筈がない。
憧れの美しい人を、指を銜えて眺めている暇があるのなら
ひとつでも、ふたつでも、自分のために行動するほうが良い。
私は、美しくなりたいと願う 全ての女性のお手伝いがしたい。
その為に、ハイヒールというツールを選んだ。
貴女の中にある、貴女だけの美しさを目覚めさせたい方は
ぜひ、この美しきツールに挑戦していただきたいと思う。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月19日木曜日
プレタポルテレッスンのご案内
プレタポルテレッスンは、Skypeを使用したオンラインレッスンです。
オンラインレッスンですので
お住まいの地域に関係なく、移動の手間も無く
ご自宅でマンツーマンのプライベートレッスンを受けることができます。
レッスン受講には、予めSkypeのダウンロードが必要となります。
<レッスン内容>
素足のエクササイズ
ハイヒールのエクササイズ
ハイヒールウォーキングレッスン
<レッスン料金>
※初回のみ60分 5,000円
初回以降は1回につき45分
1回 3,000円
3回 8,000円
6回 15,000円
※初回レッスン(60分)は、プレタポルテレッスンを受講する
全ての方に受講していただきます。
初回レッスンでは、ストレッチとエクササイズの伝授をいたします。
Asami-Parisのオートクチュールレッスンを受けた事の有る方
またはエクササイズビデオをお持ちの方は
初回レッスンをスキップし、45分のレッスンを受講いただけます。
<お支払い方法>
銀行振り込み
(予約後にお振込先をご連絡いたします。)
クレジットカード決済をご希望の方は
ご相談ください。
ご相談ください。
※キャンセルポリシー
24時間以内のキャンセルは、振り替えではなく1レッスン消化とさせていただきます。
※レッスンについてのご予約、お問い合わせはメールにて承ります。
または
左サイドバーの「連絡フォーム」からもご連絡いただけます。
sub Rosa
Nana
2018年7月18日水曜日
オートクチュールレッスンのご案内
sub Rosaのオートクチュールレッスンは
3つのプログラムで構成された 対面の完全プライベートレッスンです。
1.ストレッチ
ハイヒールで美しく歩くために必要な、全ての要素が入ったストレッチです。
身体の正しいポジションや、適切な筋肉の使い方を入れるには
まず筋肉を解し、身体を整えることが必要不可欠です。
こちらのストレッチは、単に身体を解すだけでなく
自己治癒力を高め、身体の機能を目覚めさせる働きがあります。
2.エクササイズとハイヒールウォーク
エクササイズには素足で行うエクササイズと
ハイヒールを履いて行うものがあります。
ハイヒールで歩くためには
身体の全ての筋肉をコントロールする必要がありますが
その基礎となる意識と筋肉の使い方を、まず素足で入れてゆきます。
同時に、美しい足捌きも、まず素足で行います。
素足の状態でこれらが出来なければ、ハイヒールで行うことは不可能です。
土台となる素足のエクササイズをしっかり行うことで
確実にハイヒールを美しく履きこなせるようになります。
素足のエクササイズの後、ハイヒールを履いていただき
ハイヒールのエクササイズと歩き方の実践を行います。
3.女性性を高めるストレッチ
ハイヒールで美しく歩くとは、脚のテクニックだけではありません。
いかにテクニックを駆使しても、上半身に女性らしい優雅さが無ければ
味気ない歩きとなってしまうでしょう。
こちらのストレッチでは、指先など細部の美しさを意識しながら
トータルに上半身の優雅さを表現してゆきます。
ゆったりとした動きと共に、あなたの内なる女性性と優美さが
目覚めてくるのを感じることが出来るでしょう。
<レッスン料金>
1レッスン 90分
(初回のみ 120分)
1回 5000円
3回 13,500円
6回 24,000円
<場所>
マレーシア スランゴール州 アンパン付近
(Ampang, Selangor, Malaysia)
詳しい場所はご予約確定後お知らせいたします。
日時につきましてはご相談ください。
<お支払い方法>
銀行振り込み
(ご予約確定後に振込先をお知らせいたします)
※クレジットカードをご希望の方はご相談ください。
※キャンセルポリシー
24時間以内のキャンセルは、振り替えではなく1レッスン消化とさせていただきます。
※レッスンについてのご予約、お問い合わせはメールにて承ります。
sub Rosa
Nana
2018年7月17日火曜日
レッスンコンセプト
ハイヒールで美しくエレガントに歩いてみたい。
そんな、あなたの夢を叶えてみませんか。
巷に溢れるネガティヴな情報から
多くの方が、ハイヒールは体に悪いとか
痛みを我慢して履くものと思い込んでいます。
実際、街を行く女性の中で
ハイヒールで美しく歩いている方は、いったい何人いらっしゃるでしょう。
ハイヒールで正しく美しく歩くとは、スポーツと同じ全身運動です。
間違ったフォームでスポーツを行うと、故障が出やすいように
自己流の歩きでは、美しくなるどころか体を痛めてしまいます。
ハイヒールで美しく歩くためには、正しいテクニックが必要なのです。
sub Rosaでは、Asami-Parisのハイヒールの哲学と理論を継承し
ハイヒールで美しく、正しく歩くためのプライベートレッスンを提供いたします。
私は2018年7月現在、東南アジアでただ一人の
Asami-Parisメソッドを継承したハイヒールウォーキングコーチです。
年齢や国籍など一切関係なく
美しくありたいと願う全ての女性の
夢を叶えるお手伝いをさせていただくこと。
この理念のもと、マレーシア、クアラルンプールにて
オートクチュールレッスン(対面)
及びプレタポルテレッスン(オンライン)を行っています。
ハイヒールは特別なセレブやモデルだけのものではありません。
全ての女性が、日常生活の中で美を演出できる最高のアイテムです。
今までハイヒールを履いたことが無い方、既に愛用されている方
どんな方でもハイヒールの美と恩恵を受けることが可能なのです。
Asai-Parisのメソッドを学ぶことで、テクニックだけではなく
内なる女性性とエレガンスを目覚めさせ
あなただけの美しいオーラを纏った歩きが出来るようになります。
いつまでも美しくありたい方、ハイヒールに挑戦してみたい方
夢を叶える為の、偉大な一歩を踏み出してみませんか。
誠心誠意、あなたのお手伝いさせていただきます。
愛を込めて
sub Rosa
オートクチュールレッスンの詳細は こちらから ⇒
プレタポルテレッスンの詳細は こちらから ⇒
2018年7月16日月曜日
自分の成長を振り返って
コンサルティングの最後、プレタポルテのモニターレッスンに向けて
先週からおさらいをしている。
ノートを見返し、今までのおさらいをしていると
初めてAsami先生のプレタポルテレッスンを受けた時から
今までの事が思い出される。
最初は、8センチのヒールで歩くのが怖かった。
ハイヒールレッスンでは、ゆっくりと歩いて
確実に脚の捌きを身体に入れてゆく。
最初は、ゆっくり動くとバランスが崩れ
1本足になっているほうがブルブルと震えていた。
こんな状態で、本当に歩けるようになるんだろうか。
そう思ったことも、1度や2度ではない。
しかし、Asami先生の指導を信じ、また自分が叶えたい夢を信じて
練習をしていると、ハイヒールに足を入れた時に
「あら!?」と感じた瞬間があった。
今までと明らかに違う安定感。
歩いてみると、格段に歩きやすくなっている驚き。
「私にも出来るだろうか。」が。「出来るかもしれない。」に変わった瞬間だった。
一番最初のプレタポルテレッスンから、まだ2年も経っていない。
コンサルティングの最終段階にかかっている今は
「私にも出来るかもしれない。」は、「私にも出来る。」に変化した。
この変化に、誰よりも驚いているのは自分である
人は何歳からでも変われる。
変わるのに最も大切なの事は、情熱である。
情熱こそが、人が夢を叶える方向へ進むための燃料なのだ。
私はまだまだ未熟ではあるが
叶えたい夢やビジョンがある。
ようやくスタートに立とうとしている私。
明日は、プレタポルテのモニターレッスン。
精一杯努めようと思う。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月15日日曜日
おばあちゃんになっても
今日はワールドカップ決勝戦。
マレーシア時間では午後11時開始。
自国の代表が出場していないにもかかわらず(笑)
ワールドカップの時期は、クアラルンプールも異常な熱狂に包まれる。
今日は家の近所で、あちこちの路地が封鎖され
巨大スクリーンと、道幅一杯に椅子が置かれているのを見た。
屋外で決勝戦をリアルタイムで見ようということらしい。
決勝戦は家のテレビでも見られるが
大勢で熱狂しながら見たほうが、気分が盛り上がるということか。
話は変わるが
昨日、ハイヒールレッスンに興味があるという方とお話をした。
その時、その方が
「おばあちゃんになっても ハイヒールを颯爽と履きこなす」
と仰って、私は思わず拍手してしまった。
今、日本の方に必要なのは、まさにこの意識ではないかと思う。
「○歳以上はハイヒール禁止。」という法律がある訳でなし、
それなのに
「年齢が上がったら、地味な服を着て、フラットシューズを履くべし。」
こういった価値観が、法律以上にがっちりと、女性に縛りをかけていると思う。
特に日本の方に、その傾向は顕著なのではないか。
マレーシアの場合は、もともと服装がとてもカラフルであるからか
年齢が上がっても、華やかな色合いのお洋服をお召しの方は多い。
そもそも、外見の年齢で見た目に縛りをかけることが
日本より少ないと思う。
そんな美女を増やすお手伝いをする。
それも、ハイヒールコーチとしての、私の夢の一つなのである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
マレーシア時間では午後11時開始。
自国の代表が出場していないにもかかわらず(笑)
ワールドカップの時期は、クアラルンプールも異常な熱狂に包まれる。
今日は家の近所で、あちこちの路地が封鎖され
巨大スクリーンと、道幅一杯に椅子が置かれているのを見た。
屋外で決勝戦をリアルタイムで見ようということらしい。
決勝戦は家のテレビでも見られるが
大勢で熱狂しながら見たほうが、気分が盛り上がるということか。
話は変わるが
昨日、ハイヒールレッスンに興味があるという方とお話をした。
その時、その方が
「おばあちゃんになっても ハイヒールを颯爽と履きこなす」
と仰って、私は思わず拍手してしまった。
今、日本の方に必要なのは、まさにこの意識ではないかと思う。
「○歳以上はハイヒール禁止。」という法律がある訳でなし、
それなのに
「年齢が上がったら、地味な服を着て、フラットシューズを履くべし。」
こういった価値観が、法律以上にがっちりと、女性に縛りをかけていると思う。
特に日本の方に、その傾向は顕著なのではないか。
マレーシアの場合は、もともと服装がとてもカラフルであるからか
年齢が上がっても、華やかな色合いのお洋服をお召しの方は多い。
そもそも、外見の年齢で見た目に縛りをかけることが
日本より少ないと思う。
女性は何歳になっても、華やかでいいし
ハイヒールを履いて、颯爽と歩いていいのである。
そんなおばあちゃんが増えたら、どんなに素敵だろう。
ハイヒールで颯爽と歩く、シニア美女軍団を想像して
にんまりと笑ってしまう私である。そんな美女を増やすお手伝いをする。
それも、ハイヒールコーチとしての、私の夢の一つなのである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
指先を大切にする
久しぶりにマニキュアを塗ってみた。
若い頃から、マニキュアがあまり好きではない。
以前 洋裁をしていた時、爪の上に何か塗られていると
指先の感覚が捕らえにくい気がして、嫌だったからだ。
雑誌などでネイル特集があると
素敵だなとは思うが 自分には違和感があり
ネイルサロンに行く気にはなれなかった。
マニキュアだけでなく、手に余分なものが着いているのが
あまり好きではないので、指輪にも興味が無い。
なので 私の手はいつも何の装飾も無く
素っ気無い手であった。
それが、久しぶりにマニキュアを塗ってみようかと思ったのは
女性性のストレッチの練習がきっかけだった。
女性性を開花させるストレッチでは、指先の動きにも
繊細さ、美しさの意識が必要となる。
しかし何度やっても、自分の指先が美しいとは思えなかった。
私の手は関節が太く、筋や血管がくっきりしている。
指も短く、どちらかと言えば男性的な手だと思う。
その上、子供の頃から爪を噛んでしまう癖があり、
爪を長く伸ばすと爪噛みが再発しそうで、
いつも短く切りそろえたいた。
あまりに女性らしさが感じられない指先は
私のコンプレックスで、
出来ることなら、人様に指先を晒したくないと思っていた。
だが、女性性のストレッチをしているうちに
脚のコンプレックスが消えつつある今
今度は指先のコンプレックスを解消する番ではないかと気が付いた。
まずは短い爪を伸ばすため、マニキュアを塗ることにして
ドラッグストアでマニキュアを購入してきた。
色は肌になじむベージュ。
肌になじむ色のほうが、指が長く見える気がして
ベージュを選らんでみた。
数年ぶりにマニキュアを塗ってみて
「悪くない」と思った。
その指で女性性のストレッチを行うと
何となく今までより、女性らしい動きになってきたように思う。
これからは、手や指先をもっと大切にして
指先にも意識を向けよう。
美は細部に宿る。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
若い頃から、マニキュアがあまり好きではない。
以前 洋裁をしていた時、爪の上に何か塗られていると
指先の感覚が捕らえにくい気がして、嫌だったからだ。
雑誌などでネイル特集があると
素敵だなとは思うが 自分には違和感があり
ネイルサロンに行く気にはなれなかった。
マニキュアだけでなく、手に余分なものが着いているのが
あまり好きではないので、指輪にも興味が無い。
なので 私の手はいつも何の装飾も無く
素っ気無い手であった。
それが、久しぶりにマニキュアを塗ってみようかと思ったのは
女性性のストレッチの練習がきっかけだった。
女性性を開花させるストレッチでは、指先の動きにも
繊細さ、美しさの意識が必要となる。
しかし何度やっても、自分の指先が美しいとは思えなかった。
私の手は関節が太く、筋や血管がくっきりしている。
指も短く、どちらかと言えば男性的な手だと思う。
その上、子供の頃から爪を噛んでしまう癖があり、
爪を長く伸ばすと爪噛みが再発しそうで、
いつも短く切りそろえたいた。
あまりに女性らしさが感じられない指先は
私のコンプレックスで、
出来ることなら、人様に指先を晒したくないと思っていた。
だが、女性性のストレッチをしているうちに
脚のコンプレックスが消えつつある今
今度は指先のコンプレックスを解消する番ではないかと気が付いた。
まずは短い爪を伸ばすため、マニキュアを塗ることにして
ドラッグストアでマニキュアを購入してきた。
色は肌になじむベージュ。
肌になじむ色のほうが、指が長く見える気がして
ベージュを選らんでみた。
数年ぶりにマニキュアを塗ってみて
「悪くない」と思った。
その指で女性性のストレッチを行うと
何となく今までより、女性らしい動きになってきたように思う。
これからは、手や指先をもっと大切にして
指先にも意識を向けよう。
美は細部に宿る。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月14日土曜日
2.5番目のわが子へ
私の長男と次男は3歳違い。
次男と娘は5歳違い。
2番目と3番目の間が5歳開いているが
本当はその間にもう一人、生まれるはずだった子がいた。
今日は、その子について綴ろうと思う。
3番目の子供を妊娠したのが分かったのは、次男が2歳を過ぎた頃。
既に二人も出産しているし
上二人の時、妊娠中の経過はすこぶる良好であった。
だから次の妊娠も、何の問題も無いと思っていた。
それよりも、次は男の子か女の子か。
そればかり気になっていた。
3番目は女の子が欲しかった私は
また男の子だったらどうしようとさえ、思っていたのだ。
もうすぐ妊娠4ヶ月目になろうという頃
私は2週間だけのパートに出ていた。
パート最終日の日曜日。
お手洗いに行った時、少量の出血があるのに気付いた。
まさか、と思ったが、途中で帰れないパートだったため
何とか最後まで仕事をし、退勤後タクシーに飛び乗って
定期健診をしている病院に向かった。
日曜日のため救急外来受付に行き、事情を話したが
あいにく日曜日のため、ドクターはお休みである。
ナースがドクターに電話をし、私は緊急外来から病棟に運ばれて
お腹にモニターを付けて横になっているしかなかった。
ドクターが来るまでの時間が、とんでもなく長く感じられた。
なぜ、何も処置しないのか。
ジリジリとイラつく気持ちを抱えながら、どこかで
この子はもう助からない。
そんな予感がした。
ようやくドクターが到着し、超音波検査をしたが
結果は、心臓が止まっているということだった。
まさか、と思った。
今までの妊娠経過は順調で、流産の兆候は何も無かったのに。
呆然とするしかなかった。
翌日、流産の処置を終えた時
襲ってきたのは後悔の嵐だった。
なぜ、昨日もっと早く病院に来なかったのだろう。
赤ちゃんに比べたら、パートなんてどうでも良かったのに。
なぜ、マレーシアなんかにいるんだろう。
日本の病院だったら、助かったかもしれないのに。
なぜ、男の子だったらどうしようなんて思ったんだろう。
無事に生まれてくれるのなら、性別なんてどちらでも良かったのに。
沢山の「なぜ」と後悔が押し寄せて
涙が止まることなく溢れた。
1週間後、検診のため再び病院を訪れた私は
担当のJ先生に、やり場の無い気持ちを話し
「なぜ、こんな事になったのでしょう。」と尋ねた。
J先生は腕の良い女医さんで、ご主人と共に産婦人科医として
同じ病院にクリニックを構えていた。
とても敬虔なイスラム教徒であり、マレー系の妊婦さんに
大人気のドクターだった。
この時、J先生が私に語ってくれた言葉は
今もはっきりと覚えている。
「なぜこうなったか、は私達医者にも分からない場合が多いのです。
妊娠初期の流産は、確立としては高く、成長があまり良くない場合の
自然淘汰として起こる事が多いのです。」
そう説明した後、J先生は穏やかに微笑んで
こんな話をしてくださった。
「時として、私達の人生には、受け入れがたいことが起きます。
どんなに受け入れがたいことでも、起きたことは変えられない。
そんな時私は、なぜ、を繰り返すより
その出来事のポジティブな面を見るようにしているのよ。
今回、流産をした。それは事実です。
でも原因は、はっきりとは分からない。
恐らくは何か、受精卵に問題があったのかもしれない。
それで自然淘汰されたのかもしれない。
もしも淘汰されなければ、障害を持って生まれてきたかもしれない。
それは誰にも分からない。
だとしたら、これも一つの、神様のお計らいなのですよ。
私を見てごらんなさい。
夫と私は二人とも産婦人科医で、今まで千人以上の
赤ちゃんをとり上げてきたけれど
自分の子供はひとりも産めなかった。
「J先生は産婦人科医のくせに、自分の子供は産めないのか。」
って人は言うけれど、これもひとつの、神様のお計らいだと思っている。
出産はできなかったけど、養子をもらって
子育ての喜びを経験しているわ。
実子でも養子でも、命の大切さには変わりは無い。
子供を生んでも、生まなくても、女性であることには変わりは無い。
それを教えてくださった、神様のお計らいだと思っています。
あなたには二人のお子さんがいらっしゃる。
大切なお子さん達でしょう。
まずは身体を回復させて、そしたら
インシャッラー(神の御心あらば)、また妊娠も可能になるでしょう。」
その2年後、私は四度目の妊娠をし、今度は無事に出産をした。
女の子だった。
「女の子が欲しい」という願いが
憑き物が落ちたように消えた後のことだった。
今思えば、生まれなかった子は
私の傲慢さを挫き、命の大切さを教えてくれたのだと思う
私は子供たちに、2.5番目の子のことを繰り返し語り、
今はいないけど、あなた達のきょうだいだよと教えてきた。
そして、名前を付けて、今でも時折ありがとうと呟いている。
この名前は、私だけが知っている秘密の名前だ。
生まれてこなかった2.5番目のわが子へ
あなたの兄妹は、無事に大きくなっています。
あなたのことは、一生忘れない。
腕に抱くことはできなかったけど
私の心の中で、いつもあなたを抱いているよ。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
次男と娘は5歳違い。
2番目と3番目の間が5歳開いているが
本当はその間にもう一人、生まれるはずだった子がいた。
今日は、その子について綴ろうと思う。
3番目の子供を妊娠したのが分かったのは、次男が2歳を過ぎた頃。
既に二人も出産しているし
上二人の時、妊娠中の経過はすこぶる良好であった。
だから次の妊娠も、何の問題も無いと思っていた。
それよりも、次は男の子か女の子か。
そればかり気になっていた。
3番目は女の子が欲しかった私は
また男の子だったらどうしようとさえ、思っていたのだ。
もうすぐ妊娠4ヶ月目になろうという頃
私は2週間だけのパートに出ていた。
パート最終日の日曜日。
お手洗いに行った時、少量の出血があるのに気付いた。
まさか、と思ったが、途中で帰れないパートだったため
何とか最後まで仕事をし、退勤後タクシーに飛び乗って
定期健診をしている病院に向かった。
日曜日のため救急外来受付に行き、事情を話したが
あいにく日曜日のため、ドクターはお休みである。
ナースがドクターに電話をし、私は緊急外来から病棟に運ばれて
お腹にモニターを付けて横になっているしかなかった。
ドクターが来るまでの時間が、とんでもなく長く感じられた。
なぜ、何も処置しないのか。
ジリジリとイラつく気持ちを抱えながら、どこかで
この子はもう助からない。
そんな予感がした。
ようやくドクターが到着し、超音波検査をしたが
結果は、心臓が止まっているということだった。
まさか、と思った。
今までの妊娠経過は順調で、流産の兆候は何も無かったのに。
呆然とするしかなかった。
翌日、流産の処置を終えた時
襲ってきたのは後悔の嵐だった。
なぜ、昨日もっと早く病院に来なかったのだろう。
赤ちゃんに比べたら、パートなんてどうでも良かったのに。
なぜ、マレーシアなんかにいるんだろう。
日本の病院だったら、助かったかもしれないのに。
なぜ、男の子だったらどうしようなんて思ったんだろう。
無事に生まれてくれるのなら、性別なんてどちらでも良かったのに。
沢山の「なぜ」と後悔が押し寄せて
涙が止まることなく溢れた。
1週間後、検診のため再び病院を訪れた私は
担当のJ先生に、やり場の無い気持ちを話し
「なぜ、こんな事になったのでしょう。」と尋ねた。
J先生は腕の良い女医さんで、ご主人と共に産婦人科医として
同じ病院にクリニックを構えていた。
とても敬虔なイスラム教徒であり、マレー系の妊婦さんに
大人気のドクターだった。
この時、J先生が私に語ってくれた言葉は
今もはっきりと覚えている。
「なぜこうなったか、は私達医者にも分からない場合が多いのです。
妊娠初期の流産は、確立としては高く、成長があまり良くない場合の
自然淘汰として起こる事が多いのです。」
そう説明した後、J先生は穏やかに微笑んで
こんな話をしてくださった。
「時として、私達の人生には、受け入れがたいことが起きます。
どんなに受け入れがたいことでも、起きたことは変えられない。
そんな時私は、なぜ、を繰り返すより
その出来事のポジティブな面を見るようにしているのよ。
今回、流産をした。それは事実です。
でも原因は、はっきりとは分からない。
恐らくは何か、受精卵に問題があったのかもしれない。
それで自然淘汰されたのかもしれない。
もしも淘汰されなければ、障害を持って生まれてきたかもしれない。
それは誰にも分からない。
だとしたら、これも一つの、神様のお計らいなのですよ。
私を見てごらんなさい。
夫と私は二人とも産婦人科医で、今まで千人以上の
赤ちゃんをとり上げてきたけれど
自分の子供はひとりも産めなかった。
「J先生は産婦人科医のくせに、自分の子供は産めないのか。」
って人は言うけれど、これもひとつの、神様のお計らいだと思っている。
出産はできなかったけど、養子をもらって
子育ての喜びを経験しているわ。
実子でも養子でも、命の大切さには変わりは無い。
子供を生んでも、生まなくても、女性であることには変わりは無い。
それを教えてくださった、神様のお計らいだと思っています。
あなたには二人のお子さんがいらっしゃる。
大切なお子さん達でしょう。
まずは身体を回復させて、そしたら
インシャッラー(神の御心あらば)、また妊娠も可能になるでしょう。」
その2年後、私は四度目の妊娠をし、今度は無事に出産をした。
女の子だった。
「女の子が欲しい」という願いが
憑き物が落ちたように消えた後のことだった。
今思えば、生まれなかった子は
私の傲慢さを挫き、命の大切さを教えてくれたのだと思う
私は子供たちに、2.5番目の子のことを繰り返し語り、
今はいないけど、あなた達のきょうだいだよと教えてきた。
そして、名前を付けて、今でも時折ありがとうと呟いている。
この名前は、私だけが知っている秘密の名前だ。
生まれてこなかった2.5番目のわが子へ
あなたの兄妹は、無事に大きくなっています。
あなたのことは、一生忘れない。
腕に抱くことはできなかったけど
私の心の中で、いつもあなたを抱いているよ。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月13日金曜日
花のエネルギーに癒される
職場から花を戴いた。
昨日、レセプションがあり、会場に飾ってあったお花を
スタッフで分けて良いとのことだったので
遠慮なく戴いて帰ってきた。
マレーシアは暑いので、大変生花の持ちが悪く
3日もすると駄目になってしまう。
ローカルの友人が、お花を活けた水に柔軟剤を少々混ぜると良いと
教えてくれたが、本当だろうか。
華やかなお花をいただき、心が弾んだ。
早速寝室に飾ると、寝室がぱっと華やかになり
お花のエネルギーは素晴らしいと思った。
猫にいたずらされてしまうため
リビングにお花が飾れないのは残念だが
最もリラックスする寝室にお花があるのはいいな、と思った。
さて、今日は師匠とのプレタポルテモニターレッスンであった。
正直、とても難しく、来週もう一度リベンジとなってしまった。
ふがいない限りであるが、もう一度しっかり意識を入れなおして
来週のリベンジに臨むことにする。
プレタポルテのモニターレッスンの出来に関しては
悔しい限りだが
これを綴っている今も、引きずり込まれそうに眠いので
今夜はお花のエネルギーに包まれて、身体を休めるとする。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月11日水曜日
Hello TUNs - マレーシアで最も素晴らしいカップル
7月10日 マレーシアの首相 マハティール・モハマド氏は
93歳の誕生日を迎えた。
世界最高齢の現役首相である。
妻シティ・ハスマ夫人は92歳。
これまた世界最高齢のファーストレディーだ。
Tun M、 Tun Sitiと呼ばれ、国民の敬愛を集めるお二人。
(Tun-トゥン-は国の功労者などに与えられる最高位の称号)
民間の放送局Astroが、Tun M のお誕生日特別インタビュー動画を
facebookで配信した。
Hello TUNs - Malaysia's Amazing Couple
「Tun Mの欠点は何ですか?」という質問に
「仕事をしすぎる事かしら。
彼は仕事をしていると、家に私がいるのを忘れてしまうのよ。」
と答えるTun Siti。
「Tun Sitiの素晴らしいところは?」と聞かれ
「決して私の邪魔をしないところかな。仕事が忙しくて家に帰れなくても
家族との時間が十分に取れなくても、決して文句を言わない。
可能な限り、彼女は私が行く所、どこにでも一緒に着いて来るが
ただ、彼女はスピーチが嫌いなんだよ。
いつも私がスピーチを始めると、居眠りしてしまうんだよ。」
と語るTun M。
「最も恐ろしかった出来事は何ですか?」
M「ううむ…」
S「私と結婚した事でしょ?」
M(爆笑)
「K-PopとHip-Hop、どちらがお好きですか?」
M「Hip。…実は質問の意味がよく分からん(笑)」
少女のインタビュアーの質問に、リラックスした雰囲気で
ユーモアを交えて答えるお二人が微笑ましい。
実はTun Mは私の夫の両親と同郷である。
夫の父とは小学校の同級生で、一緒に学校をさぼってこっそりと映画を見に行き
帰ってきたところを学校の先生だったTun Mの父に見つかって
怒られた、というエピソードを聞いたことがある。
マレーシアの歴代首相で、最も長く首相を務め
一旦は引退したものの、最近の政治の腐敗を批判し
かつて総裁を務めた与党を離脱。
与党離脱後に野党を立ち上げた時は、国民の反応は冷たく
「引退した老いぼれのたわ言」と批判されたものだ。
まさか数年後、「引退した老いぼれ」が再び
首相に返り咲くなど、誰が想像しただろうか。
年齢こそ90代に突入しているが、魂はまだ若者のごとく熱く
そのパワーを眼光の鋭さに宿すTun M。
マレーシアという国に誇りを持ち、
相手がアメリカであっても、きっぱりとNoを言うTun Mは
マレーシア国民から絶大な支持と尊敬を集めている。
国民の熱い支持を受け、野党連合を勝利に導き
マレーシア初の政権交代を成し遂げたTun M。
その傍らにはいつも、静かに夫を支え続けるTun Sitiの姿がある。
インタビューを見ると、Tun Sitiの答えは
ユーモアのセンスを交えつつ、非常に明確であり
さすが、少女時代ジャーナリストになりたかった、と
仰られていたのが納得である。
ユーモアのセンスを交えつつ、非常に明確であり
さすが、少女時代ジャーナリストになりたかった、と
仰られていたのが納得である。
先日、パートナーシップについて綴ったばかりであるので
今日は是非、この素晴らしいご夫婦をご紹介したいと思い
Youtubeのリンクを埋め込んだ。
英語の字幕付き動画なので、是非ご覧いただければと思う。
年齢を重ねることが、どれだけ
人生の深みと成熟を感じさせてくれることか。
お二人から感じていただきたい。
Tun MとTun Siti
マレーシアで最も尊敬され、愛されているカップルの
健康とご長寿を、心からお祈りする。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
若き日のお二人
美は心の栄養
昨年12月から走り続けてきたコンサルティングも、今週でいよいよ卒業を迎える。
只今、色々と準備をしているところであるが
今週中にはレッスンコンセプト、その他のご案内が出来るかと思う。
卒業を前に、嬉しくも気が引き締まる出来事があった。
まだ告知をしていないにも関わらず、プレタポルテレッスンに
興味を持ってくださる方がお二人、いらっしゃったのだ。
お一人からは「どんなハイヒールを選べば良いですか。」との
ご質問をいただき、お答えしたところ
何と翌日、早速購入なさったとのことで
ハイヒールを履いたお写真をいただいた。
感動したのは、この方の行動力の早さ。
ハイヒールを履いてみたい、美しくなりたい、と思ったら
即ハイヒールを探すという行動に出られた事。
まさか購入までされるとは思わなかったが
迷うことなくハイヒールを購入されて
早速家で、足を入れられているそうだ。
もうお一人の方からもお写真をいただき
レッスンの告知を楽しみに待たれている様子が伝わってきて
嬉しさが込み上げると共に、ピリッとした緊張も感じている。
こちらの方は、既にウオーキングレッスンに通われたことがあるそうで
なお一層、精進せねばと気持ちが引き締まった。
このお二人を見ていると、本当に美は女性に欠かせないものだと感じる。
メッセージの文字から、美しくなりたい、女性らしくありたいという
お気持ちが溢れていて、とても華やいだエネルギーを感じる。
やはり、美しくありたいというのは、女性の大切な夢なのだ。
靴は、履いて歩ければいいと思う方もいらっしゃるだろう。
ハイヒールなんて、実用性に欠けると。
でも私は、実用性ばかりで、そこに美しさが無ければ
やっぱり味気ないと思う。
美しさとは、心の栄養。
優雅さ、エレガンス、美しいものを手にした時のときめき。
それらは女性の人生に潤いを与えてくれる。
だから、女性にはやはり、ハイヒールを履いてみて欲しいのだ。
ハイヒールは、女性ならではの特権なのだから。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月10日火曜日
パートナーシップについて思うこと
接客業という職業柄、仕事を通じて色々なご夫婦とお話をする機会がある。
お話と言っても仕事上の事で、ほんの短い間のことではあるが、
実に様々なご夫婦がいらっしゃるなと、貴重な人間観察のチャンスを与えていただいている。
温厚で礼儀正しく、仲が良さそうなご夫婦を見ると、こちらの気持ちも温かくなり
逆に私の目の前で喧嘩を始めてしまったご夫婦もいらっしゃった。
その中でも、私がいつも、内心「それはないでしょう。」と思うパターンがある。
それは、60代くらいのご夫婦に多いパターンなのだが
奥様に全てをやらせて、ご主人が黙ってふんぞり返っているご夫婦である。
そして、そういうご夫婦の場合、必ずと言っていいほど
何かもたつく事があったり、奥様の手際が良くないと
私の目の前にも関わらず、ご主人が「何やってんだよ。」とか「バカ」と
奥様に向かって言い放つのだ。
そのような男性に遭遇するたびに、私はこっそりと心の中で
『奥様、構う事はありません。
今日ご帰宅されたら、ご主人の服を下着まで一枚残らず切り刻んでおしまいなさい。』
と、呟くことにしている。
そのような男性は、所詮奥様がいなければ、自分の下着の在処ひとつ分からないのだから。
人様のことなので、とやかく言うつもりはないし
実際家庭で何が起きているのか、私には知る由はないが
少なくとも人前で自分の妻に向かって、悪し様に言い放つような男性はいかがなものか。
日本人は人前であまり身内を褒めないと言うけれど
せっかくご縁あって夫婦になったのだから
少なくとも人前で罵倒するようなことはしないでいただきたいと思う。
また、妻の側も、そんな扱いを受けたら、きちんと
「では、あなたがなさってください。」
と意思表示をしていただきたいと思う。
封建時代の昔ならいざ知らず、今の時代なら何でも黙って聞き入れる必要は無い。
理不尽な事には、たとえ夫婦であっても Noを言っていただきたいと思う。
そんなご夫婦とは逆に、穏やかに支えあうご年配のご夫婦にお会いすると
こちらも、ほっこりと暖かな気持ちになる。
以前、一度だけお会いした年配のご夫婦は
ご主人が全てを取り仕切り、奥様がなさった事は
ペンを取ってサインをする事だけだった。
その時、奥様はまず、ご主人に向かって微笑んで
「ありがとう。」
と仰り、それから私に「ありがとうございます。」と仰ったのだ。
まず、一番身近な夫に、自然と「ありがとう」が言えるのは
普段からそのようにされているからだろう。
帰り際、ご主人は階段のところで、自分が一段先に降りて
奥様の為に手を差し出されていらっしゃった。
その姿が、私には王子様のように見えた。
きっとこのご夫婦は、普段からお互いへの感謝と共に
過ごされていらっしゃるのだろうと思った。
仲良く手を繋いで帰られる後姿を見ながら、
素敵なご夫婦にお会いできたことを、幸せに思った。
夫婦は、もともとは他人である。
他人同士がひとつ屋根の下に住むのだから
それはそれは、色々なことがあって当たり前だ。
色々なことがあっても、それを乗り越えて
死が訪れるまで一緒にいる夫婦もいれば
ある時を区切りとして、それぞれの道を行かれるご夫婦もいらっしゃる。
どちらであっても良い
ただ私は、せっかくご縁あって夫婦になり、家族になったのだから
たとえ夫婦と言えども、お互い敬意を持って接して欲しいと思うのだ。
一番身近な人である配偶者
身近だからこそ、頭に来る事も沢山あり
感情のしこりが溜まりやすい。私もそうだ。
それでも、一番身近な人に、あえて意識して感謝や敬意を伝える。
女性が美しくあるためにも、とても大切なことである。
間違っても、女性同士のおしゃべりの最中に
「うちのバカ亭主が。」などと口走らないこと。
そう言っている時の女性の表情は、お世辞にも美しいとは言えないからである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
お話と言っても仕事上の事で、ほんの短い間のことではあるが、
実に様々なご夫婦がいらっしゃるなと、貴重な人間観察のチャンスを与えていただいている。
温厚で礼儀正しく、仲が良さそうなご夫婦を見ると、こちらの気持ちも温かくなり
逆に私の目の前で喧嘩を始めてしまったご夫婦もいらっしゃった。
その中でも、私がいつも、内心「それはないでしょう。」と思うパターンがある。
それは、60代くらいのご夫婦に多いパターンなのだが
奥様に全てをやらせて、ご主人が黙ってふんぞり返っているご夫婦である。
そして、そういうご夫婦の場合、必ずと言っていいほど
何かもたつく事があったり、奥様の手際が良くないと
私の目の前にも関わらず、ご主人が「何やってんだよ。」とか「バカ」と
奥様に向かって言い放つのだ。
そのような男性に遭遇するたびに、私はこっそりと心の中で
『奥様、構う事はありません。
今日ご帰宅されたら、ご主人の服を下着まで一枚残らず切り刻んでおしまいなさい。』
と、呟くことにしている。
そのような男性は、所詮奥様がいなければ、自分の下着の在処ひとつ分からないのだから。
人様のことなので、とやかく言うつもりはないし
実際家庭で何が起きているのか、私には知る由はないが
少なくとも人前で自分の妻に向かって、悪し様に言い放つような男性はいかがなものか。
日本人は人前であまり身内を褒めないと言うけれど
せっかくご縁あって夫婦になったのだから
少なくとも人前で罵倒するようなことはしないでいただきたいと思う。
また、妻の側も、そんな扱いを受けたら、きちんと
「では、あなたがなさってください。」
と意思表示をしていただきたいと思う。
封建時代の昔ならいざ知らず、今の時代なら何でも黙って聞き入れる必要は無い。
理不尽な事には、たとえ夫婦であっても Noを言っていただきたいと思う。
そんなご夫婦とは逆に、穏やかに支えあうご年配のご夫婦にお会いすると
こちらも、ほっこりと暖かな気持ちになる。
以前、一度だけお会いした年配のご夫婦は
ご主人が全てを取り仕切り、奥様がなさった事は
ペンを取ってサインをする事だけだった。
その時、奥様はまず、ご主人に向かって微笑んで
「ありがとう。」
と仰り、それから私に「ありがとうございます。」と仰ったのだ。
まず、一番身近な夫に、自然と「ありがとう」が言えるのは
普段からそのようにされているからだろう。
帰り際、ご主人は階段のところで、自分が一段先に降りて
奥様の為に手を差し出されていらっしゃった。
その姿が、私には王子様のように見えた。
きっとこのご夫婦は、普段からお互いへの感謝と共に
過ごされていらっしゃるのだろうと思った。
仲良く手を繋いで帰られる後姿を見ながら、
素敵なご夫婦にお会いできたことを、幸せに思った。
夫婦は、もともとは他人である。
他人同士がひとつ屋根の下に住むのだから
それはそれは、色々なことがあって当たり前だ。
色々なことがあっても、それを乗り越えて
死が訪れるまで一緒にいる夫婦もいれば
ある時を区切りとして、それぞれの道を行かれるご夫婦もいらっしゃる。
どちらであっても良い
ただ私は、せっかくご縁あって夫婦になり、家族になったのだから
たとえ夫婦と言えども、お互い敬意を持って接して欲しいと思うのだ。
一番身近な人である配偶者
身近だからこそ、頭に来る事も沢山あり
感情のしこりが溜まりやすい。私もそうだ。
それでも、一番身近な人に、あえて意識して感謝や敬意を伝える。
女性が美しくあるためにも、とても大切なことである。
間違っても、女性同士のおしゃべりの最中に
「うちのバカ亭主が。」などと口走らないこと。
そう言っている時の女性の表情は、お世辞にも美しいとは言えないからである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
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