2018年7月7日土曜日

友との語らい

西日本の豪雨被害に遭われた地域の方に
心よりお見舞い申し上げます。


7月6日の夜
日本の友人二人と、久しぶりにSkypeでお喋りをする予定であった。
ところが、西日本を襲った記録的な豪雨のために
電車が全面的に止まってしまい、帰宅できなくなったので
参加できない、と友人の一人から連絡が入った。

残念ではあったが、電車が止まっているなら仕方が無い。
未曾有の雨だし、とにかく気をつけてとメッセージした。


もう一人の友人と、二人で話していた時
突然その友人からメッセージが入った。
今夜泊まれるところを確保したので、これから参加しますとのこと。

話を聞くと、今日はもう参加できないと思ったけれど
色んな偶然が重なり、上手く泊まり先が見つかって
Wifiも使えるということだった。


「結果は分からないけど、出来る限りのことをするって、大事だと思った。」とは
その友人の言葉であるが、全くその通りだと思う。


最近は本当に、ハプニングから学ぶことが多いのだが
繰り返し綴っているように、ハプニングが起きた時は
動揺するのは当たり前だし、落ち込むことも、怒ることもある。
肝心なのは、そこからいかに気持ち=エネルギーを持ち直すか、なのだ。
彼女もまさに、それを実行していた。

諦めるのはいつでもできる。
結果ばかり心配しては動けない。
出来る限りの行動をしたら、結果は流れにお任せする。
それは結果に執着しないということだ。
するとなぜか、結果的に一番良いところに落ち着くものだ。


逆に、行動してみてもどうにも上手く行かない時。
結果が思うように成らなかった時。
それは、今そのタイミングではないということ。

なのに力技でゴリ押しをして叶えると
必ず、どこかで倍のハプニングが起きるようになっている。



話が逸れたが、偶然が味方をして実現した、友との語らいは
本当に楽しかった。

実は、友人の一人とは実際に会ったことがあるが
会ったのはたった2回である。
もう一人とは、オンラインでは何回も話したが、
実はリアルでは会った事がない。

彼女達と話していると、言葉ではないところで通じる感覚があり、
言葉に出来ないようなモヤモヤしたものがクリアになったり
ポンとアイディアが湧いたりする。
それはとても安心感があり、私にとって貴重な心の居場所となっている。

友人二人とも、非常に知的でありながら、感性が豊かで
愛に溢れた、本当に素敵な女性達である。
私達は3人が3人とも、全く違う個性なのだが
ぶつかり合う事も、馴れ合う事も無く
非常に心地よい距離を保っている。



彼女達と話すときはいつも、物理的な距離を全く感じない。
いつ話しをしても、まるで昨日話をしたばかりのような感じで、
まったくブランクを感じさせず、スッと心を開いて話せる。

日本とマレーシア、遠く離れていても
実際に会った回数は少なくても、安心して話せる友人がいるのは
本当に幸せな事だと思う。



今年の秋に、3人で会おうと約束をしている。
その日が楽しみである。


マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana









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