2018年6月16日土曜日

Selamat Hari Raya 2018

5月14日でラマダンが終わり、15日は全世界のムスリムコミュニティーは
ラマダン明けの大祭であった。
アラビア語で「イード・イル・フィトリ」
マレーシア語で「ハリラヤ・アイディルフィトリ(略してハリラヤ)」
ムスリムにとって、1年で1番晴れがましく、嬉しい日である。

ハリラヤ前は大掃除をしたり、新しい服を買ったり
ご馳走の準備をしたりと大忙しである。
我が家は今年、娘のリクエストに応えて
家族全員お揃いの生地服を誂えた。


ハリラヤの当日は、男性は朝モスクへ礼拝に行き、
その後家族でハリラヤの挨拶をする。
「ハリラヤおめでとう」の挨拶と、1年の間の過ちを謝罪し赦しあうひと時である。
その後、子供たちにはお年玉のようなお金(ドゥイット ラヤ)が渡される。


我が家では、夫と息子二人が朝の礼拝に行き
その後家族で挨拶をし合い、子供たちにドゥイット ラヤを渡した。
それから、義姉の家へ親戚一同のハリラヤランチに出かけた。


1ヶ月に及ぶ断食の反動とばかりに、ハリラヤは終日食べて飲む日である。





義姉の家には夫の兄弟、子供たちも含め総勢30人近くが集まった。
思う存分食べて飲んで、おしゃべりをして
小さな子供たちが嬉しそうにはしゃぎまわる。
少し前の日本と似た、どこか懐かしい雰囲気である。




私は義姉お手製のランチを食べ過ぎて、ランチ直後から眠くなり
満腹すぎてディナーが食べられなかった。


マレーシアに来て21年、季節感の無いマレーシアで
ハリラヤは唯一、季節を感じられる時である。



マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana





         日本のお年玉そっくりのドゥイット ラヤ


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