2018年9月12日水曜日

自分に呪いをかけない

お風呂上りに素っ裸で
自分の身体を真正面から見たことはあるだろうか。

何となく視界に映っても
真正面からマジマジと見ることは少なくて
微妙に目を逸らしたりしていないか。

あるいは、自分の裸が目に入ったとたんに
また太った
足が太い
お腹の肉が気になる
どうしてこんなに脚が短いの?
この二の腕、嫌になっちゃう

そんな言葉が、自動的に脳内に流れはじめてはいないか。



実はこれは全部、以前の私である。

自分の身体(顔も含めて)が鏡に映ると
自動反射的に欠点を上げてしまう癖。
気に入らないところだらけだった自分。


今思えば、なんてひどいことをしていたのだろう。


ハイヒールの哲学の世界に飛び込んで
最初は全く出来なかった歩きが
少しずつ出来るようになった。
出来るようにしてくれたのは、この身体。

出来なかったことが出来るようになってくると
少しずつ自信が付いてくる。
何よりも顕著に、自分の変化を伝えてくれたのは
長年付き合っているこの身体だった。



自分の身体を真正面からきちんと見ないのは
身体を無視しているのと同じ。
欠点ばかりあげつらうのは
自分に呪いをかけているのと同じだ。

私の身体は好きなところもあれば
もうちょっとこうだったらいいのに、というところもある
それら全部ひっくるめて「私」なのだ。



本当の意味で、このことに気が付いた時
私は生きるのがとても楽になった。

年々体型が変わって、若い時のようなメリハリが無くなってきても
お肌の張りが衰えても
体力が少しずつ落ちてきても

私は、今の私が一番好きと言いきれる。



自分で自分に呪いをかけないこと。
どんな自分も「私」として大切にすること。
本当に腑に落ちたのは、つい最近のことだ。

大切な私なのだから、磨いてあげたい。
そのためにハイヒールは欠かせない。

美しく生きるための、心と身体の軸


ハイヒールは心と身体の軸を作るのに
最も適した、美しきツールである。




マレーシア クアラルンプールより愛を込めて。
Nana










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