指輪2200個、ネックレス1400個、ブレスレット2100個、2800組のイヤリング、
ブローチ1600個、ティアラ14個。
ブランドものの時計423個
ブランド物バッグ567個。うち272個はエルメスのバーキン。
一体何の数字か、お分かりになるだろうか。
先週、背任罪で逮捕された、マレーシア前首相 ナジブ氏の妻、
ロスマ夫人の所有していたジュエリーやバッグの数である。
テレビのニュースで、ナジブ氏所有の高級コンドミニアムから
次々とダンボール箱が運び出される模様を映していたが、
その中にこれらの高級バッグやジュエリーがあった。
あまりの数の多さに、一般のマレーシア人は度肝を抜かれ、
あんぐりと口を開けて、ニュースを見守るしかなかった。
正確な数は発表されていなかったが、ジミー・チュウを初めとする
ハイブランドの靴も、相当数持っていたと言われている。
かつて、フィリピンのマルコス大統領夫人であったイメルダ夫人が
3000足の靴を所有していたが こちらも決して負けてはいない。
それにしても、1000個以上のアクセサリーや、
500個以上のハンドバッグなど、一体いつ身に着けるつもりだったのだろう。
どんなに頑張っても、腕は2本、足も2本、胴体はひとつしかないのに。
過ぎたるは及ばざるが如し。
どんなに高級なものを、数多く所有していても
その本人に品格が無ければ、宝の持ち腐れではないか。
ロスマ夫人は、ハイブランドの靴を多数所有していても
ハイヒールの正しい歩き方はご存じないだろうと思った。
もしもハイヒールの哲学を知っていれば
無駄なブランド品の山に埋もれる生活は無かったに違いない。
なぜなら、ハイヒールの哲学を知っていれば
身体の軸がしっかりとつくられ、同時に揺ぎ無いマインドも構築されるからだ。
必要以上にハイブランドのお品に囲まれずとも
自分が芸術品のように美しくあれば、自ら輝くことが出来るのだから。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月8日日曜日
2018年7月7日土曜日
友との語らい
西日本の豪雨被害に遭われた地域の方に
心よりお見舞い申し上げます。
7月6日の夜
日本の友人二人と、久しぶりにSkypeでお喋りをする予定であった。
ところが、西日本を襲った記録的な豪雨のために
電車が全面的に止まってしまい、帰宅できなくなったので
参加できない、と友人の一人から連絡が入った。
残念ではあったが、電車が止まっているなら仕方が無い。
未曾有の雨だし、とにかく気をつけてとメッセージした。
もう一人の友人と、二人で話していた時
突然その友人からメッセージが入った。
今夜泊まれるところを確保したので、これから参加しますとのこと。
話を聞くと、今日はもう参加できないと思ったけれど
色んな偶然が重なり、上手く泊まり先が見つかって
Wifiも使えるということだった。
「結果は分からないけど、出来る限りのことをするって、大事だと思った。」とは
その友人の言葉であるが、全くその通りだと思う。
最近は本当に、ハプニングから学ぶことが多いのだが
繰り返し綴っているように、ハプニングが起きた時は
動揺するのは当たり前だし、落ち込むことも、怒ることもある。
肝心なのは、そこからいかに気持ち=エネルギーを持ち直すか、なのだ。
彼女もまさに、それを実行していた。
諦めるのはいつでもできる。
結果ばかり心配しては動けない。
出来る限りの行動をしたら、結果は流れにお任せする。
それは結果に執着しないということだ。
するとなぜか、結果的に一番良いところに落ち着くものだ。
逆に、行動してみてもどうにも上手く行かない時。
結果が思うように成らなかった時。
それは、今そのタイミングではないということ。
なのに力技でゴリ押しをして叶えると
必ず、どこかで倍のハプニングが起きるようになっている。
話が逸れたが、偶然が味方をして実現した、友との語らいは
本当に楽しかった。
実は、友人の一人とは実際に会ったことがあるが
会ったのはたった2回である。
もう一人とは、オンラインでは何回も話したが、
実はリアルでは会った事がない。
彼女達と話していると、言葉ではないところで通じる感覚があり、
言葉に出来ないようなモヤモヤしたものがクリアになったり
ポンとアイディアが湧いたりする。
それはとても安心感があり、私にとって貴重な心の居場所となっている。
友人二人とも、非常に知的でありながら、感性が豊かで
愛に溢れた、本当に素敵な女性達である。
私達は3人が3人とも、全く違う個性なのだが
ぶつかり合う事も、馴れ合う事も無く
非常に心地よい距離を保っている。
彼女達と話すときはいつも、物理的な距離を全く感じない。
いつ話しをしても、まるで昨日話をしたばかりのような感じで、
まったくブランクを感じさせず、スッと心を開いて話せる。
日本とマレーシア、遠く離れていても
実際に会った回数は少なくても、安心して話せる友人がいるのは
本当に幸せな事だと思う。
今年の秋に、3人で会おうと約束をしている。
その日が楽しみである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
心よりお見舞い申し上げます。
7月6日の夜
日本の友人二人と、久しぶりにSkypeでお喋りをする予定であった。
ところが、西日本を襲った記録的な豪雨のために
電車が全面的に止まってしまい、帰宅できなくなったので
参加できない、と友人の一人から連絡が入った。
残念ではあったが、電車が止まっているなら仕方が無い。
未曾有の雨だし、とにかく気をつけてとメッセージした。
もう一人の友人と、二人で話していた時
突然その友人からメッセージが入った。
今夜泊まれるところを確保したので、これから参加しますとのこと。
話を聞くと、今日はもう参加できないと思ったけれど
色んな偶然が重なり、上手く泊まり先が見つかって
Wifiも使えるということだった。
「結果は分からないけど、出来る限りのことをするって、大事だと思った。」とは
その友人の言葉であるが、全くその通りだと思う。
最近は本当に、ハプニングから学ぶことが多いのだが
繰り返し綴っているように、ハプニングが起きた時は
動揺するのは当たり前だし、落ち込むことも、怒ることもある。
肝心なのは、そこからいかに気持ち=エネルギーを持ち直すか、なのだ。
彼女もまさに、それを実行していた。
諦めるのはいつでもできる。
結果ばかり心配しては動けない。
出来る限りの行動をしたら、結果は流れにお任せする。
それは結果に執着しないということだ。
するとなぜか、結果的に一番良いところに落ち着くものだ。
逆に、行動してみてもどうにも上手く行かない時。
結果が思うように成らなかった時。
それは、今そのタイミングではないということ。
なのに力技でゴリ押しをして叶えると
必ず、どこかで倍のハプニングが起きるようになっている。
話が逸れたが、偶然が味方をして実現した、友との語らいは
本当に楽しかった。
実は、友人の一人とは実際に会ったことがあるが
会ったのはたった2回である。
もう一人とは、オンラインでは何回も話したが、
実はリアルでは会った事がない。
彼女達と話していると、言葉ではないところで通じる感覚があり、
言葉に出来ないようなモヤモヤしたものがクリアになったり
ポンとアイディアが湧いたりする。
それはとても安心感があり、私にとって貴重な心の居場所となっている。
友人二人とも、非常に知的でありながら、感性が豊かで
愛に溢れた、本当に素敵な女性達である。
私達は3人が3人とも、全く違う個性なのだが
ぶつかり合う事も、馴れ合う事も無く
非常に心地よい距離を保っている。
彼女達と話すときはいつも、物理的な距離を全く感じない。
いつ話しをしても、まるで昨日話をしたばかりのような感じで、
まったくブランクを感じさせず、スッと心を開いて話せる。
日本とマレーシア、遠く離れていても
実際に会った回数は少なくても、安心して話せる友人がいるのは
本当に幸せな事だと思う。
今年の秋に、3人で会おうと約束をしている。
その日が楽しみである。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
2018年7月6日金曜日
世界でただ一つの身体
学生時代、何回かファッションショーのフィッターをした事がある。
ファッションショーの舞台裏で、モデルさんの着替えを手伝う仕事だ。
元ファッションモデルの師匠はよくご存知だろうが
華やかなファッションショーの舞台裏は、時間との闘いである。
ランウェイから飛び込んでくるモデルさんが脱いだ服を受け取り
次の出番までのわずかな合間に、素早く着換えさせなければいけない。
私が行ったほとんどのファッションショーには
日本人モデルと外国人モデル両方が出演していた。
当時、モデルさん達の身体を見て、気が付いたことがあった。
それは、服を着ている時、スラっと細く見える外国人モデル達の身体は
実は、下着姿になると思っているほど細くないということ。
ファッションモデルなので、確かにスリムなのだが
骨格はしっかりしており、特に上半身の厚み
ヒップと太腿の張りが日本人と全く異なる。
そもそも骨が、日本人より太い。
おそらく実寸を計れば、見た目より大きい数値だと思う。
日本人モデルの場合、服を着たときに細く感じるモデルは
服を脱ぐとより細く、細いだけでなく体の厚みが薄く
ヒップも扁平な方が多かった。
人様の体型をとやかく言って申し訳ないのだが、
ある方は太腿が細すぎて、両腿の間に大きな隙間が出来ていた。
これは人種の骨格の差であり、筋肉の付き方の差なので
どちらが良い、悪いというものではない。
モデルの方は、スリムな身体を維持するために
食事のコントロールやその他、大変な努力をされているのだと思う。
だが、あまりにも細過ぎる身体は、正直、それほど美しいとは思えなかった。
多くの方は(かつての私も含めて) モデル体型に憧れる方は多いと思う。
しかし今の私は、ただ細いよりも、メリハリがある身体。
きちんと鍛えられている身体のほうが美しいと思うし
ふくよかでカーヴィーなラインの身体も魅力的だと思う。
そろそろ、日本人の「スリム信仰」は止めませんかと言いたい。
日本人はたとえ多少ふくよかであっても
外国人から見れば十分細いのだから。
それに、実際にモデルさん達の身体を見てきた経験から言うと
モデルと言えども、必ずしも完璧なプロポーションではない。
体型はあなたの特徴であり、大切なチャームポイントなのだから
もしも体重やサイズが過剰であると感じたら
適正にコントロールをする事は必要だ。
だが、誰も彼もが棒のように細くある必要は無い。
ハイヒールはその点、最高のトレーニングギアだ。
マシンでは鍛えられないインナーマッスルを鍛えてくれる。
履いて歩いているだけで、全身が鍛えられて代謝が良くなるため
太りすぎであれば自然に痩せてくるし、
細すぎであれば、必要な筋肉が付いてくる。
歯を食いしばることなく、しかも見た目に美しく
身体を鍛えることが出来る。
地球上にただ一つの自分の身体。
大切な身体。
その、あなたの身体が生まれ持った美しさを
胸を張って演出して欲しいと思う。
華奢で可憐な身体
たっぷりと女性らしい曲線と肉感を持つ身体
しなやかな筋肉を持つ身体
どれも皆、世界でただ一つの、美しい身体なのだから。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana
ファッションショーの舞台裏で、モデルさんの着替えを手伝う仕事だ。
元ファッションモデルの師匠はよくご存知だろうが
華やかなファッションショーの舞台裏は、時間との闘いである。
ランウェイから飛び込んでくるモデルさんが脱いだ服を受け取り
次の出番までのわずかな合間に、素早く着換えさせなければいけない。
私が行ったほとんどのファッションショーには
日本人モデルと外国人モデル両方が出演していた。
当時、モデルさん達の身体を見て、気が付いたことがあった。
それは、服を着ている時、スラっと細く見える外国人モデル達の身体は
実は、下着姿になると思っているほど細くないということ。
ファッションモデルなので、確かにスリムなのだが
骨格はしっかりしており、特に上半身の厚み
ヒップと太腿の張りが日本人と全く異なる。
そもそも骨が、日本人より太い。
おそらく実寸を計れば、見た目より大きい数値だと思う。
日本人モデルの場合、服を着たときに細く感じるモデルは
服を脱ぐとより細く、細いだけでなく体の厚みが薄く
ヒップも扁平な方が多かった。
人様の体型をとやかく言って申し訳ないのだが、
ある方は太腿が細すぎて、両腿の間に大きな隙間が出来ていた。
これは人種の骨格の差であり、筋肉の付き方の差なので
どちらが良い、悪いというものではない。
モデルの方は、スリムな身体を維持するために
食事のコントロールやその他、大変な努力をされているのだと思う。
だが、あまりにも細過ぎる身体は、正直、それほど美しいとは思えなかった。
多くの方は(かつての私も含めて) モデル体型に憧れる方は多いと思う。
しかし今の私は、ただ細いよりも、メリハリがある身体。
きちんと鍛えられている身体のほうが美しいと思うし
ふくよかでカーヴィーなラインの身体も魅力的だと思う。
そろそろ、日本人の「スリム信仰」は止めませんかと言いたい。
日本人はたとえ多少ふくよかであっても
外国人から見れば十分細いのだから。
それに、実際にモデルさん達の身体を見てきた経験から言うと
モデルと言えども、必ずしも完璧なプロポーションではない。
体型はあなたの特徴であり、大切なチャームポイントなのだから
もしも体重やサイズが過剰であると感じたら
適正にコントロールをする事は必要だ。
だが、誰も彼もが棒のように細くある必要は無い。
ハイヒールはその点、最高のトレーニングギアだ。
マシンでは鍛えられないインナーマッスルを鍛えてくれる。
履いて歩いているだけで、全身が鍛えられて代謝が良くなるため
太りすぎであれば自然に痩せてくるし、
細すぎであれば、必要な筋肉が付いてくる。
歯を食いしばることなく、しかも見た目に美しく
身体を鍛えることが出来る。
地球上にただ一つの自分の身体。
大切な身体。
その、あなたの身体が生まれ持った美しさを
胸を張って演出して欲しいと思う。
華奢で可憐な身体
たっぷりと女性らしい曲線と肉感を持つ身体
しなやかな筋肉を持つ身体
どれも皆、世界でただ一つの、美しい身体なのだから。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
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