2018年7月22日日曜日

ハイヒールの哲学という生き様 - コンサルティング卒業


「人生に革命を起こしましょう。」
昨年の12月7日
師匠とのコンサルティング開始の、ゴングが鳴った瞬間だった。




7月17日 7ヶ月に渡ったコンサルティングを卒業した。
初日に、これからどうなるのだろう。
本当に私に出来るのだろうか。
自分で受講を決めたとは言え、自信の無さと不安で一杯だった私に
師匠が仰ったお言葉。

人生に革命を起こす。
その言葉につられるように立てた目標の
あまりの高さに怖気づきそうになる私に
師匠は美しく微笑んで
「あとは登るだけです。」
と 不敵に言い放った。



それからの7ヶ月は、文字通り怒涛の日々で
無我夢中で師匠についてゆき、気が付いたら卒業の日を迎えていた。

人生の中で、これほど濃く 
自分と向き合い、試行錯誤をしながら 
何かに向かって突き進んだ日々は無かった。
あまりの濃密さに、始めてから3ヶ月くらいしか経っていないような感覚である。




事前に、コンサルティングを受けている方のBlogを読み
皆様一様に、その濃厚な時間と、それぞれの苦闘を綴っていらっしゃったが
私も例に漏れず、その洗礼を受けた。

あまりにも「苦闘」だの「洗礼」だの綴ると
コンサルティングとは、それほど厳しいのかと
これから受講してみようかと思っていらっしゃる方を
怖がらせてしまってはいけないので
一言、お断りさせていただくが

PCの画面の向こうで 師匠が竹刀を手に仁王立ちで
ビシビシと指導される訳ではないので
その点はご安心いただきたい。



師匠は如何なる時でも美しく、エレガントで
少しでも良い点はきちんと目を留め
至らない点は 的確に指摘してくださる。

ただし、求めるレベルに達していない時は
決して次に進ませてはくれない。

それはある意味、竹刀を手に怒鳴られるよりも、もっと恐ろしい。
こちら師匠の教えを落とし込めていないことが
如実に表れてしまうからだ。






コンサルティングを受け始めてすぐに気が付いた。

このコンサルティングは、ただのハイヒールコーチ養成コースではない。
もっと深く、ひとりの女性が生きてきた道
人生の哲学が込められているのだということ。

このコースに纏められるまで、一体どれほどの試行錯誤を重ね、
努力を重ねてこられたか。

彼女は元モデルだから、歩く技術があって当たり前。
もとが綺麗なのだし、自分を美しく見せる方法だって知っている。
教えるのなんて簡単でしょう。

そう思う方がいらっしゃったら、それはとんでもない間違いだと
声を大にして言いたい。



優れたプレイヤーが、必ずしも優れたコーチにはならないように
人に教えると言うのは、生半可なことではない。
まして、相手は何の素地もない ずぶの素人である。

何よりも自分がしてきたことを客観視し、分析し、
人に分かるように教える。
これは並大抵のことではない。
指導力、忍耐力が必要とされるし
膨大な時間とエネルギーも使うことになる。
そうまでして、他者に伝えたいものは何か。






人が 人に惚れる時
それは、その人の生き様に触れた時。
その生き様に惚れ込み、心から敬意を抱くのだ。

私は、師匠の生き様そのものである
ハイヒールの哲学を受け継いだ。
そして私のLesson Conceptにこう綴った。


「私は、2018年7月現在
東南アジアで唯一 Asami-Parisメソッドを継承したハイヒールコーチです。」


決して、自分を大きく見せようとするためではない。
私が心から敬意を抱く、師匠の生き様
彼女の哲学そのものである
ハイヒールの哲学を受け継いだという表明。

継承したからには、たとえ今が未熟であっても
その名を汚すような事は決してせず
誇りを持って、世の女性にお伝えさせていただきます。
そんな誓いを込めてこの文字を綴ったのだ。





どんなにAIが優れた発達をしようとも
決してAIが人に代わってできない事
それは、人の生き様である。

どんなに技術が進歩しても
最後に残るもの
それは泥臭い、人と人との関わりであり、生き様であり
そこに織り成す、魂の喜びと美しさだと思う。

歩くという、人生の中で何万、何億と繰り返される動作。
そこに、人生を美しく表現すること。
それは、誰にでも可能であると伝えられること。

コンサルティングで得られたことは
何物にも換えがたい 私の宝物である。





とりとめも無く長い、師匠へのラブレターのような今日のBlogだが
最後に、ガサツでやんちゃっ気が抜けない私を
愛を持って根気強く指導してくださった、愛する私の師匠
Asami先生へ

本当は百万本の真紅の薔薇をお贈りしたいところだが
残念ながら、それは物理的に無理なので(笑)
精一杯の言葉をここに綴らせていただく。



貴女から受け継いだ美しき哲学を
必要とされる方に、必ずお伝えいたします。

その美しき哲学は、必ずその方々の内なる灯火となり
その方々の美しき人生を花開かせるでしょう。
世界に、そんな花を咲かせる女性が増えれば
この世界は必ず もっと美しくなります。

ここから、新たな旅路が始まります。
貴女と共に立てた目標には、まだまだ遠い私ですが
迷わず、進んで参ります。


ありがとうございました。





マレーシア クアラルンプールより
心からの愛と敬意を込めて

Nana































1 件のコメント:

  1. nanaさん、ご卒業おめでとうございます!私のコーチになってくれるのを楽しみにしていました^^

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