2018年8月1日水曜日

肩甲骨と見た目年齢

先日のExchangeで指摘を受けて以来、気になっている頭のポジション。
頭が前に来るということは、首、デコルテ、肩甲骨、背筋
全てが弱いということ。
これは宜しくない、と 
翌日からいつもより念入りにストレッチを行い、
いくつか肩甲骨のエクササイズも追加して行っている。


自分では全く意識していない時に撮られた写真を見て
ぎょっとした経験は無いだろうか。
顔の表情も、もちろん気になるが
破壊的に衝撃が大きいのは、何と言っても無意識の時の背中。
そして横から見た首の位置である。


背中の丸みと前傾した頭のポジション
それだけで、印象は一気にプラス10歳にも15歳にもなる。
しかもそういう場合、もれなく「生活に疲れた女性に見られる」
という、有り難くないおまけも付いて来るのだ。


肩甲骨は、身体の中でも老化が始まるのが早く
25歳くらいから可動域が狭くなってくるそうだ。
最近はスマホの影響もあり、首が前傾した状態で
固まっている方も珍しくない。
そうすると、ますます肩甲骨の動きが悪くなってしまう。

皆さん、肩こりは気にされるが、肩甲骨の動きには意外と無頓着である。
肩甲骨が固まってしまうことで起きる影響は、次のとおり。

肩こり、首こり
大胸筋が衰える ⇒ バストの下垂
背中の筋肉が使えない。代謝が落ちる。 ⇒ 落ちにくい背中の贅肉
腕の可動域が狭まる ⇒ 二の腕が太くなる
骨盤の可動域が狭まる。骨盤が寝てしまう ⇒ 腰痛、お腹ぽっこり



少し書き出しただけでも、恐ろしい負の連鎖が起きることが
お分かりいただけるだろうか。


「見た目年齢マイナス○歳」
女性向け記事の常套コピーだが
どんなに服やメイクで頑張っても
身体のポジション、姿勢、全体のシルエットに無頓着では
決して見た目年齢はマイナスにならない。

それどころか、年齢が上がるほど
ピンポイントで若作りをすると、痛々しく見えてしまうのである。

何よりも意識すべきはまず、自分の身体。
そして全体をトータルで見る意識だ。



ハイヒールのストレッチでは、背中のストレッチや
肩甲骨の可動域を高めるエクササイズがある。
また、日ごろから肩甲骨を寄せ、デコルテをグッと張る意識が入るため
背中が丸くなりようが無いのである。


スッと伸びた背すじと首
美しく収まった肩甲骨と肩
デコルテの緊張感
そして、誇り高く上げられた頭


これらを手に入れた時、女性がどんなに美しく見えることか。
「見た目年齢」などに囚われることなく
凜として美しい姿を手に入れたいと思ったら
ハイヒールの門を叩かれることを、断然お勧めする。




マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana













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