身長155cm
手足は短くて、指が太い。
骨太で筋肉質。
胸が小さい
足が太くて、立派なふくらはぎ。
とても逞しい脚だ。
昔は、この体型が大嫌いだった。
どうしてもっと細くて華奢じゃないのか。
どうしてもっと、脚が長くなかったのか。
ずいぶん、親を恨んだものだ。
謂われなく恨まれた親にすれば、いい迷惑である(笑)
年々体力が落ちているし、
身体が固くなってきている。
皮膚の張りも衰えているのが分かる。
それでも、今 この身体が一番好きだ。
50年近く生きて、やっとそう言い切れるようになった。
世界でたった一つの身体。
どんな時でも私と一緒。
生きる全てのことは、
この身体があってこそ経験できるのだから。
無理な運動は何もしていないし、ジムも行かない。
食事制限もしない。
ダンスと、ハイヒールレッスンだけが私のエクササイズ。
しかも、ダンスを始めたのは44歳からだ。
今、腹筋は縦割れしているし、
腹筋で身体を支えられるので、姿勢が良くなった。
わずかだが身長が伸びたのには笑ってしまった。
(以前は153cmだったのが155cmになった。)
意識を向けて、正しく動かしてあげれば、身体は必ず変る。
これは私が、実際に経験した事実である。
これからもまだまだ変るだろう。
もしも、あなたがご自分の身体が好きじゃないとか、
もう年だからと諦めていたり、
コンプレックスから身体を隠す服ばかり着ているとしたら、
本当にもったいない。
身体は人生の最後の瞬間、この世から旅立つその時まで、
寄り添ってくれる唯一の、そして最高の相棒。
そして、丁寧に扱ってあげれば、必ず応えてくれる。
とても素直な相棒なのだ。
細くても太くても、背が高くても低くても、
それが、私たちが生まれながらに持っている、美しい身体なのだから、
きちんと整えてあげなければ、可哀想だ。
世の中の情報に惑わされることなく、
誰もが皆、「自分の」ベストバランスを見つけて、
自分の身体を心から愛し、誇りに思って欲しいと思う。
誰かを基準にするのではなく、
自分を美の基準にして欲しい。
今、私は素直に言える。
ありがとう。私の身体。
これからも宜しく。
マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
nana
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