何だろう。この、内側から湧き上ってくる感覚は。
それが、私がハイヒールに目覚めた瞬間。
コンサルティング4回目。
つい先週のことだ。
女性性を表現するターンのレッスンが終わった後、
私は何とも不思議な感覚に襲われていた。
女性性を表現するターンとは、ハイヒールを履き、
ゆっくりと余韻を残しながらするターンだ。
Asami先生が公開されているビデオで、このターンをご覧になった方も
いらっしゃるかもしれない。
あの、堂々としたエレガントなターンを、
「やってみましょう。」の一言でやらねばならないのだ。
内心、『そんな無茶な!』と叫びながら(笑)
ゴクリと唾をのみ込んで、今見たばかりのターンを真似してみる。
見るのとやるのは大違い。
まず、体をターンさせるだけで精いっぱいだし、
頭を先生のように余韻を持って残すことが出来ない。
視線が泳いでいるのが分る。
1回目は自分でも、まるでロボットのようなターンだなと思った。
何度かターンの練習を繰り返した後、最後に
先生に続いて、私がターンするレッスンがあった。
先生と向かいあっていると思うだけで、腰が引けそうになるのだが、
こういう時は臆した方が負ける。
未熟でもなんでも、とにかく堂々とやってみるが勝ちなのだ。
終わった後、私は何ともいえない感覚に襲われていた。
先生に、「ターンしている時、どんな感情が浮かびましたか」と聞かれたが、
とっさに言葉が出てこなかった。
ひたすら身体の軸をとり、ゆっくり間を取ってターンすることと、
頭の位置、視線を一定に保つことだけを集中していた。
他は何も考えなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿