2018年1月10日水曜日

HERO ~David Bowieに寄せて~

本日のBlogは、どうしても綴りたいことがある。

またもや、完全に私の趣味の世界なのだが、
今日は私にとって特別な日なので、お許しいただきたい。




2016年1月10日
2年前の今日、
70年代から常に、ロックシーンの先端を走り続けたDavid Bowieが亡くなった。
2日前の1月8日に、69歳の誕生日を迎えたばかりだった。

あれから毎年、1月10日は終日、
彼の曲を聴いて、彼を偲ぶ日となった。



実は私は、80年代のロックミュージックが大好きだ。
80年代英国ロックオタク、というか、
あえてこの言葉を使わせていただくと、「キチガイ」レベルだと思う。


Team Asami Parisの美しき皆様の中で、
ロックが好き!と公言されている方は、一人もいらっしゃらないので、
もしかしたら私は、Asami先生に師事している中では変り種かもしれない。

それでも、他の美しいものと同じように、
ロックミュージックが、私の魂を揺さぶるのは間違い無いし、
あの時代のロックミュージックと出会っていなかったら、
今の私は無いと思う。
そのくらい、ロックは私の一部なのだ。



私にとって、ロックとは「異端であることを恐れない心」
そして、パワーの象徴。
数多いロックスターの中でも、別格な私のHERO。

それがDavid Bowie。


           HEROES ジャケット写真



彼の魅力は、変幻自在。
常に自分のイメージを裏切って、新しいものに挑戦し続けてきたこと。
男性と女性、知性と狂気、ノーブルさと猥雑さ。
相反するものをマルチに持ち合わせているところだ。
一言で言うと、
「格好良いけど変」(変だけど格好良い)

ここに乗せた写真の全てが違うイメージで、
同じ人とは思えないほどだ。
それだけ多彩なイメージを作り出し、表現した人だった。



ALADDIN SANE



時として爬虫類や宇宙人めいた、手の届かない何かを感じさせる。
そこが他のミュージシャンと圧倒的に違う、
Only oneの魅力なのだ。

 地球に落ちてきた男


今はもう、あんな強烈な個性を持ったロックスターはいない。
最高に美しく、最高に格好良く、
最高に気持ち悪い個性。
(気持ち悪い、は、尋常ならぬという意味で、私からDavid Bowieに捧げる賛辞だ。)

ALADDIN SANE   衣装:山本寛斎



彼のヒット曲「Starman」のように。
地球に落ちてきたDavid Bowieは2年前の今日、
突然、星になった。

最後までBowieらしい去り方だった。



Bowieを知らない方には、何を言っているのか分からないだろう今日のBlog。
しかも画像過多で申し訳ないのだが、
これも私の一部ということで、ご容赦いただきたい。



最後に
2013年、Louis Vuittonが彼を広告に起用した時の映像をご紹介する。
66歳のDavid Bowieが、円熟した色気を見せてくれる映像。

そう、まるでかつて胸を借りた大先輩、
Bing Crosby(美しき男たちのクリスマスソング)のような。

やはりDavid Bowieは、私の永遠のHEROなのだ。


マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
nana

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