2018年1月6日土曜日

無意識の恐ろしさ

部屋着を処分しましょう。


画面の向こうで、師匠が満面の美しい微笑みを浮かべて、
そう、言い放った。


先日のコンサルティングのひとこまである。

着るものがいかに体の意識に影響するか。
という講義だったのだが、
日本の男性とフランスの男性の違いについて面白い話を伺った。
日本の男性が家に帰るとすぐ、楽な格好に着替えるのに対して、
フランスの男性は仕事から帰ってきても、そのままの服装であるという。

家に帰るとすぐ着替えるのは、マレーシアの男性も同じだが。
要はその緊張感の有無が、生活感が出てしまうかどうかの分かれ目になるということ。


そこで、師匠に「nanaさん、部屋着はありますか?」と聞かれた。
「あります。」と答えてから、どんな部屋着か思い浮かべて、
『まずい…』と冷や汗が出た。


ここは南国、マレーシア。
年中夏の気温で、しかも我が家は寝室以外エアコンが無い。
自宅にいるときは動きやすいようにTシャツがメインで、
風通しが良い大きめの(というかガバガバの)Tシャツに
カットソーのパンツやショートパンツという格好だ。


緊張感のカケラもないではないか。



仮にも美を職業にしようというのに、
これでは全くもって、ダメダメである。
恥じ入りながら部屋着の話をすると、師匠は明るく笑い飛ばして、
冒頭の一言を言い放った。


誤解の無いように言っておくが、師匠は決して、
○○しなければいけない、と強制はしない。
やることの提示はしてくれるが、
実行するかどうかはあくまでも本人次第なのだ。


しかし、師匠をはじめ、コンサルティングを受けている方々のブログを拝見すると、
皆様、徹底して美を追求していらっしゃる方々ばかりだ。
正直、時々、皆さま私と同じ人間なのだろうか?と思うほど、
美に対してストイックなのだ。

全くもって恥ずかしい話だが、
おそらく、コンサルティングを受けているクライアントの中で、
一番ガサツなのが私だ。
これだけは自信を持って言い切れる。
(師匠がこのくだりを読んだら苦笑するに違いない)


ガサツだからこそ、やらなければならない。


さっそく今日、ガバガバのTシャツは雑巾にリサイクルし、
これから自宅では、いつもレッスンの時に着ている、
ストレッチ素材のミニスカートを履くことにした。
上はせめて、ガバガバではない、もう少しコンパクトなカットソー。

するとどうだろう。


まず、今までいかに、何をするにも足が開いていたか思い知らされた。
パンツを履いていると気付かないのだが、
ミニスカートだと足が開いているとすぐ分かる。
ひどいときはガニ股で平気で過ごしていると気がついて、
気が遠くなりそうになった。

若いお嬢さんだったら、多少のお行儀の悪さも可愛らしく映るだろうが、
もうすぐ50歳になろうという中年女性のガニ股は、
オッサン化以外の何者でもない。


これからは断固として、家でもミニスカートで過ごそうと固く誓った。


無意識というのは恐ろしい。
知らない間に足を開いた仁王立ちやガニ股や、
その他ガサツな動きをしているのだ。
一番恐ろしいのは、無意識にその動きが体に染み付いていることだ。
染み付いた動きがふっと現れた時が、
その人の生活感がにじみ出てしまう瞬間なのだろう。


滲み出てしまった生活感や、だらしなさに気付かず、
服やメイクばかり気を使っても、全く片手落ちではないか。
そのアンバランスを想像すると、ぞっとする。

これだけ長い間、何も意識せず野放し状態だったのだから、
修正には時間がかかると思うが、
少しずつでも、やらなくてはいけない。



今日のブログは、私の情けない話ではあるが、
こんなガサツな私が、ここからいかに変われるかの記録(?)として
綴っておく。

これをお読みいただいている方には、
美しきAsami先生に師事しながら、こんな落ちこぼれがいるのかと
笑っていただき、
落ちこぼれの奮闘を温かく見守っていただければ幸いである。




マレーシア クアラルンプールより
nana















0 件のコメント:

コメントを投稿

一歩引いてみる

気が付けば4日間もBlogを更新していなかった。 インターネットの速度があまりに遅く、レッスンに支障をきたすので 9月に入ってから、新しいパッケージを契約した。 ネットの速度が上がり、快適!と思っていた矢先 なぜか私のパソコンだけがネットに繋がりにくくなる事態が発生。...