2018年5月10日木曜日

カリスマ指導者の風格:マハティール・モハマド氏 

マレーシアでは昨日、総選挙が行われた。

投票日が平日に当たるため、5月9日を急遽公休日とすると
アナウンスされたのが2週間ほど前。

更に投票直前になって、与党が勝てば翌日10日も公休日とし
野党が勝てば10日、11日と二日間続けて公休日とする
というアナウンスがあった。

票を得るための餌が公休日ですか、と突っ込みを入れたくなるが
選挙結果は野党の圧勝で
本日10日と明日11日が公休日になった。
ちなみに私のオフィスは通常通り仕事なので、後日代休を取ることになっている。

選挙結果で急に休日が決まるなんて、と思われるかもしれないが、
以前、サッカーのマレーシア代表がスズキカップで優勝した
という理由で、試合翌日が祝日になった国なので、さほど驚かない。



今回の総選挙では野党が圧勝し、マレーシアの独立後初の政権交代となった。
午後、野党党首で第7代首相となる、マハティール氏の記者会見の生放送があった。


マハティール氏は、2003年までマレーシアの首相を22年間務め
現在92歳で政界に返り咲いた、世界一高齢の首相である。

ちょうどランチタイムだったので、ランチもそこそこに
同僚と一緒に記者会見を見たのだが
とても92歳とは思えない、強いエネルギーを放っていた。

鋭い視線、きっぱりと明晰な口調。
時に記者の質問にユーモアとウィットで答える余裕。
生中継を見ていた私たちが全員、流石マハティール氏と感嘆するほど
全てが他の政治家とは一線を画していた。


私は、記者会見を見ながら、コンサルティングで学んだカリスマ性の構築を
思い出していた。

マハティール氏もやはり、瞬きは少なく、しっかりと視線を定めていた。
余計な動きをせず、言葉をしっかり発音し、ヘラヘラと笑わない。
それでいて時折、表情を和らげユーモアを交えて話をする。

見ている者が、惹き付けられずにはいられないカリスマ性と
優れた指導者としての風格。
流石としか言いようがない。


92歳という高齢で、熾烈な選挙戦を勝ち抜いた、強靭な精神力。
全ては、そのエネルギーから放たれる風格なのだろうと思った。


エネルギーは強いほうが勝ち。
まさに、この法則を見せていただいた。


マレーシア クアラルンプールより愛を込めて
Nana












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