2017年12月27日水曜日

なぜハイヒールが女性の人生を変えるか

ハイヒール。
それは、世にも魅惑的な物体。

子供の頃、母親のハイヒールをこっそり履いてみたことはないだろうか。
かかとが数センチ上がっただけで、
大人の世界を垣間見たような気分がした。
それは私たちが、大人の「女」を感じた瞬間。


以前、LGBTのパーティに招待された時、
登場した「美女」たちは皆、ハイヒールを履いていた。
彼女たちの艶やかな美女ぶりは、ハイヒール無しでは完成しないのだ。

ハイヒールには、足を入れた瞬間にその人を「女」にする魔力がある。
例えその人が、生物学的には男性であっても、である。

若かった私は、「彼女たち」にしょっちゅうこってりお説教された。
生まれつき女性であり、何の苦労も偏見も無くメイクができ、ドレスが着られる。
ハイヒールだって履けるし、サイズ選びだって苦労しないのに、
なんでハイヒール履かないの。
(彼女たちの多くは、苦労して見つけた巨大なハイヒールを履いていた)
あんたたち女のくせに手抜きすぎ。と。

さて、タイトルの
「なぜハイヒールが女性の人生を変えるか」


冒頭でも書いたように、ハイヒールを履くと誰もが、
女らしい気分になる。
ハイヒールは、その人の女性性を引き出すアイテムと言える。

しかし、履くだけでは「人生を変える」まではいかない。
極端な話、「履いて歩くだけ」なら誰でもできるのだ。


ハイヒールを履く動機。それは多かれ少なかれ、
「美しいものへの憧れ」ではないだろうか。
そして、その憧れをどれだけストイックに追求できるか。
鍵はそこにあるように思う。


スポーツの世界に、「心技体」という言葉があるように、
ハイヒールにも「心技体」がある。
コンサルティングを受けていると、つくづくそう感じる。

この美しいハイヒールを美しく履きこなしたい。という心。
ハイヒールで美しく歩くためのテクニック。すなわち技
ハイヒールを履きこなすための体作り。

どれが欠けても、ハイヒールを美しく履きこなすことはできない。
美しくあるためには、常に努力すること。
つまりストイックであること。

それから常に美意識を保つこと。
美意識を保つということは、自分を律することでもある。
どのように美しい自分でいるか。
この場合の美しさとは、飾り立てることではなく、
佇まいの美しさ、オーラのある美しさということだ。


オーラのある美しさは、
自分だけの世界に閉じこもっていては得られないものだと思う。
ストイックに美を追求はしても、そこに傲慢さやひとりよがりがあっては、
決してオーラのある美しさとはならない。
他者を思いやる余裕、自分の至らなさを認める謙虚さ。
美しくないものを跳ね除ける強さ。
内面が整ってはじめて、オーラは醸し出されるものだ。



Asami
先生のレッスンを受けた方は分かると思うが、
先生のレッスンはまるで武道のようだ。
私はこっそりと「ハイヒール道」と呼んでいるが、
まさに、ハイヒールで自分の心技体を鍛え上げると言って
差し支えないと思っている。

最も女性らしさを引き出すアイテムであるハイヒールと、
ハイヒールを美しく履きこなすための努力。
最初の動機が「美」であり、「美」に向かってひたすら自分と向き合うのだから、
女性の人生が変らないはずがない。



美しさの追求に終わりはない。
私はまだ、ほんの数歩を踏み出したばかりだ。
ハイヒールで美しく歩くにはまだまだ程遠いが、
日々少しずつでも努力し続けるのみ。


それは、私はハイヒールと共に美しくありたいから。
ただ、その一点のみである。




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